入学する少し前、学童保育の預かりが開始し学校より先に通う事になった。
同じ保育園だった"あき"他の幼稚園から来た"なな"、"さら"と仲良くなった。
小学校に入学し1クラス約30人ほどのクラスになった。あきとさらとも同じクラスだ。
詳しい事はあまり覚えてはいないが楽しかったと思う。
昼は、職員室に行きミルクを飲みそのまま給食を取りに行って教室に戻っていた。
給食では1番、うどんスープが好きだった。
授業後は、学童に行く。宿題後はおやつの時間。
おやつはフルーツか持参のおやつ。みんなのおやつにゼリーや食べれるものがあれば市販のものも入っていた。
休日も親が共働きのため、私も兄も学童に預けられていた。長期休暇にはみんなでお泊まりをした。その時は大抵カレーだったのでご飯だけ低タンパク米を使用していた。
ありがたい事に、学童の先生達は協力的だったのでミルクはみんなから見えないところで飲ませてくれたり、他の子から病気のことを聞かれたりしても私達が傷つかない様に対応してくれていた。4年生の子にいじめられる事はあったが、鈍い私は何も気にすること無く遊ぶ事ができていた。
学童がない時はあき、なな、さら、時々あきの妹のりさと遊んでいた。
特にあきとりさは家も近く、お互いの母が看護師で仲が良かったのであきの母が遅くなる時はりさと一緒にうちに来て泊まったりしていた。
あきとりさ、ななとさらは私の病気についてバカにするでもなく憐れむでもなく、しっかり理解した上でそのままの私を受け入れてくれていた。
私はそんな4人が大好きだった。
2年生の冬休み。両親が離婚した。
小学校の頃の記憶②→→→→