何書くのか分からないけど、なんとなく始めてみた。
書きたいことが明確にあるわけじゃないけど
日頃思っていることや、なんとなく思ったことを
吐き出すところが欲しかった。
昔はよく携帯のメモ帳にポエムのような文章を
ダラダラと書いて、何ヶ月も経ってから
なんだっけこのメモと開いてしまって
恥ずかしい気持ちになったのを覚えてる。
最近活字を読むことが増えた。
一人でコーヒーを飲む時間が出来て
スマホで十分暇は潰せるのだけども
家で誰かといても、スマホは見れる。
一人の時間でしか出来ないことはないかなと
なんとなく思っていたことがあった。
そんな時に好きな人から好きな小説を聞き
一石二鳥?いやもっと得をすると思って
中古の文庫本を買って
ファーストフード店で読み耽っていた。
好きな人の好きなものを聞くのはとても好き。
その人の趣味嗜好は分かるし
同じ感性を持てたら嬉しいと思う。
好きになれたら、話題にも出来る。
きっと好きな人の好きなものなのだから
自分が嫌いではないだろうと勝手に思い込んでいる。
そんな中で勧められたのは
「スロウハイツの神様」だった。
どんな話かも聞かずに、勧められるがままに読んだ。
結果的にはとてもとても面白くて
上巻は時間がかかったけども
下巻は一気に読んでしまった。
活字を読みたい気持ちになって
家に積んであったエッセイを読んだ。
物語とは違って、軽い気持ちで読めたのもあり
なんだか読み終わったあとに
昔はよくメモ帳に書いていたことを思い出した
今のスマホにも少しだけ残っていたものがあって
読み返すと、文章はぐちゃぐちゃだし
幼いなぁと思って恥ずかしくなったけど
こんなこと思ってたのかと数年前の自分を思い出した
あぁ、この時はあの人に恋をしてた時か
そんなことあったかなぁと思った時に
忘れてしまっていることが山ほどあるんだなぁ
そんなふうに感じた
めちゃくちゃな文章でもいいし
誰に見られてなくてもいい
なんとなく今思った気持ちを忘れるのは
少し勿体無い気がした
いつか自分が見るための文章を書いておこう
きっとこの文章も恥ずかしくなる
なんでブログなんて書いたんだろうと
でも過去を振り返ると少し前向きになれる気がする