◎皮膚の病気
○汗疹(あせも)
 汗の出る孔に一致して、小さく盛り上った丘疹や水疱が密集してできるもので、かゆみを伴います。身体のどこにでもできますが、せなか、くび、おなか、ひじやひざの内側など、汗の蒸発しにくいところに良くできます。

原因
 高温多湿な環境では汗が多くでますが、汗が蒸発しないような状態は、汗の出てくる場所である汗腺の皮膚への出口がふさがってしまい、汗が皮膚の表面まででられずに汗腺の中にたまってきて、みずぶくれのようになります。

 汗がどんどんたまって、水ぶくれが破れて、汗が皮膚の中に染み出すとかゆみがでできます。あせもができると、皮膚が化膿しやすくなり、とびひができたり、頭では、汗腺が化膿しておできのようになったり、リンパ節がはれたりします。

予防、治療
 汗をかいたあと、なるべく早く発散させることです。風通しの良い部屋で、通気性がよく汗を吸い取りやすい衣類などを使用しましょう。
 
 汗をかいたらすぐふきとり、入浴したりシャワーを浴びたりするのも効果的です。ローション、パウダー、クリーム類はあまり有効ではありませんが、ためしてみてもよいでしょう。あせもの状態が悪いときは、抗炎症薬の軟膏を塗ります。湿疹が合併しているようならステロイドの軟膏を使います。とびひになってきたら抗生物質をしようします。