駅降りて15分くらい歩いた所にお店があった


詩織先輩に見立てて貰いながら木刀を購入し店を出た

侑 今日はありがとうございました


詩織 いいよ 私も楽しかったし


まだ帰りたくなかった俺は少しでも一緒に居たくてどうしようか考えていた


詩織 よかったらあそこでお茶してかない?


先輩が指差す先にはログハウスのような小さなお店。店先には小さな花がいっぱい咲いていた


こんな洒落た店に来たことのなかった俺は少し緊張していた…


侑 先輩さえよければ…


詩織 じゃあ決まり!行こ♪


侑 先輩はここにはよく来るんですか?


詩織 ん~、たまにね このお店の雰囲気が好きなの

カフェオレを飲みながら無邪気に笑う顔にドキッとした


侑 先輩ってかわいいですね。モテでしょ?


(何言ってんだ俺…)


詩織 モテないよ 可愛くもないし彼氏もいないし…


(彼氏いないんだ…俺が彼氏になりたいなぁ)


「5月1日」
今日は体調が悪くて学校を休んだ 秋弥と加奈が見舞いに来てくれた
嬉しいけど1日休んだだけなのに(笑)




秋弥 加奈 侑ー!元気かぁー!


侑 元気ないから休んでんだよ… てかなんで俺ん家に?


加奈 先生に聞いたんだよプリント届けに来たんだよ


秋弥 せっかくだから脅かそうと思ってさ♪


侑 来るなら連絡しろよ でもありがとうな


加奈 いいよ 侑の家来てみたかったし


秋弥 部活もサボれたしな そういや詩織先輩も心配してたぞ!


加奈 侑また赤くなってる♪


侑 熱のせいだよ…


(てかマジで嬉しいんだけど)


翌朝には熱が下がり元気になった


道場に行くと一人早くから練習している


侑 お疲れ様です


詩織 あっ!侑君!風邪もういいの?


侑 大丈夫です心配おかけしました


詩織 ううん元気になって良かった


侑 でも病み上がりなんで今日も休みます すみません


詩織 そっかぁ…私も休んじゃおうかな…


侑 なら俺と少し買い物行きませんか?家用の木刀欲しいんで


(なに言ってんだ俺…)


詩織 ん~いいよ!着替えて来るから待ってて




(まさかOK貰えるなんて…やべぇ…かなりドキドキしてる)


詩織 お待たせ じゃあ行こっか


制服姿の先輩を見るのは初めてだった
みんなと同じ先輩なのにすごく似合ってて誰よりも可愛くみえた


侑 先輩 香水つけてます?なんかいい香りしますよ


詩織 わかる?新しいの買ったの 気付いたの侑君だけだよ


侑 本当?俺も香水つけてるんですよ


詩織 知ってる 侑君もいい香りするもん


電車の中でも話が盛り上がる 幸せな時間


(買い物だけどこれってデートだよな?まさか詩織先輩とデートできるなんて…)
次の日俺は寝坊して学校を遅刻した


秋弥 おはよー!休みかと思ったよ


侑 ただの寝坊 昨日なかなか眠れなくてな…


秋弥 詩織先輩の事考えてたんだろ?侑ちゃんって純情だねぇ


(図星だった…なんでこいつにはわかるんだろう?)


侑 茶化すなよ ただの寝不足だって!


なになに!侑って好きな人いるの!


同じクラスの女の子 加奈
俺たち三人は仲が良かった

加奈 ねぇ詩織先輩ってどんな人?


秋弥 加奈と違ってかなり美人♪部活の先輩だよ


加奈 秋弥うるさい!でも侑って詩織先輩の事好きなんだー


侑 違うって!


加奈 あはは!侑、赤くなってる


秋弥 侑は純情なんだよ加奈もあんまからかうなよ




「4月21日」
加奈がマネージャーになった 俺たち三人同じクラス、同じ部活 毎日が楽しい でもなんで加奈は剣道部のマネージャーになったんだろう?


「4月25日」
初めて詩織先輩と話した!声とかメッチャ可愛い!すげぇドキドキした…マジで惚れたかも…


「4月28日」
初めての練習試合ね相手が秋弥 ってか秋弥強すぎ…俺、才能ないのかな…加奈とか見てるし次は負けねぇ!