少し前の事と思ったら14年前だってさ！
やっぱりヤバい？ 土星の逆行
西洋占星術の世界では、今年は「どえりゃ～年」らしい。まず、“破壊と再生”を促す冥王星が、約240年ぶりに移動。さらに2008年以来14年ぶりに逆行して山羊座に戻るという（←素人なんで、このあたりはビミョーに間違ってるかも）。
2008年といえばリーマンショックのあった年、そして、およそ240年前というと、産業革命、フランス革命、アメリカ合衆国独立と、世界が大きく変化した頃だ。大騒ぎじゃん！
リーマンショックって、「ついこの間」と思っていたら、もう14年も前なのね。
忘れもしない2008年の9月15日（月）、私はママと一緒にナイアガラの滝にいた。たまたまママと休日が合ったので「たまには一緒に旅行しよう」とカナダの東海岸をフラフラしていたのだ。
実は私、滝ヲタで、そのときでナイアガラは３回目。いつもは貧乏旅行で安宿に泊まっていた。だが、この時はママが「金は出す」というので、部屋の窓からアメリカ側の滝が見渡せるスイートに２泊とった。私は他人の金だと気前がいい。
滝で1日遊んで、翌日「ロビーのスタバでコーヒーでも飲もうか」と降りていったら、なんとなくフロントの様子がおかしい。
いつも両替レートが映っているモニターを見たら、カナダドルと米ドルで「米ドルの方が安く」なっていた。「あれ？ 表示が間違っている……」と思ったのだが、間違っているのは私の方だった。米ドルは他の通貨に対しても激弱。暴落していたのだ。
急いで部屋に帰ってテレビをつけたら、もう全てのチャンネルが報道特番に。内容はリーマンショック一色だった。
私はお金なんか持っていないので、為替や株価がどんなに暴落しようが屁でもない。だが、さすがにママは慌てるかと思ったのだが、全然平気で「きみ、スタバで『熱々にして』って言ったんでしょ？ かなりヌルいんだけど？」とかシレッとしている。曰く「慌てたって、なるようにしかならない。短期で運用している株はないから、どうでもいい」なんだそうな。
でも私はなんとなく心がザワザワしていた。老舗で大手とはいえ、アメリカの銀行が１つ破綻しただけで、カナダの観光地（ナイアガラってド田舎）のホテルが凍りつくほどのインパクトがあるんだな～と。
今年はすでにアメリカの銀行が２つとスイスの銀行がヤバいことになっているらしい。あんまり大事にならないで済むといいのだが。
で、気になるのはもう１つの「240年ぶり」の方だ。フランス革命だって？ 産業革命？ 長い目で見れば世界は良い方向に進んだんだろうけど、この変化には大きな痛みが伴ったはずだ。始まると、もう歯止めが効かない。
いったいどんなことが起こるのか、怖いけどちょっとワクワクもする。だって、そういう既存の価値観が崩壊するタイミングこそ、われらADHD族が本領発揮するチャンスだからね。
※このブログで使用している写真や画像は、自分で撮影したもののほか、企業や団体が公式に発表している宣材写真、ニュースリリース素材などを。また、イメージ写真は海外のフリー素材サイトからチョイスしています。
