瞑想苦手ちゃんは「だけ瞑想」を | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

 

瞑想苦手ちゃんは「だけ瞑想」を

 

うちのママはもともとの骨格も良いのだが、元ヨガの先生で、70代になるまでバービーちゃん並みのナイスボディをキープしていた。ただ、引退と同時に、盛大に転んでケガしちゃったのよね。そこから要介護生活が始まっちゃったんだけどさ。

 

で、ヨガの修行で何度もインドに行ったりしてたから「瞑想」もお手の物。年代的に診断こそ受けていないが、彼女は典型的な「多動型」ADHDだと思うので、どうしてあんなにス~ッと瞑想状態に入れるのか、横で見ていると不思議でしょうがなかった。

 

一方、私は「注意欠如型」ADHDで、いわゆる「落ち着きがない」行動は皆無。むしろ「ドーンと構えてみえる(ふてぶてしい)タイプだ。だが、ママとは対照的に瞑想は全然できない。

 

ドクターいわく「ぽてさんは行動には出ないけど、脳内がめっちゃ多動だからね~」ということだ。

 

つまり頭の中に空想とか妄想とか、オモチャ箱が格納されている状態。子供の頃から「ここで静かに座ってて」と言われたら、ただボーッと2時間ぐらいは座っていられる子供だった。一人っ子なので「空想上のお友達」もいて、一人遊びでも全然飽きなかった。

 

何が言いたいかというと、私の脳は「心を無にする」とか無理。機能的に不可能なのだ。常にエンジン全開でグルグルといろいろな思考で遊んでいる。そのグルグルしているのは「酔っぱらったダンボの夢」みたいなイカレたものばっかりで、決して哲学的な思想などではない。

 

そんな私が勧められたのが「キャンドル瞑想」だ。

 

いや「瞑想」ってつけていいのか……って感じなのだが。ただ「キャンドルの炎を見ているだけ」でいい。できれば5分程度から始めて、気に入ったら10分ぐらい炎を見つめてボーッとするだけ。不思議と気持ちが鎮まる感じがする。

 

スピ系の人に言わせると、これが「火の浄化作用」ってことらしい。

 

注意点もあまりない。挙げるとすれば、部屋全体が暗いほうが炎に集中しやすいし、外部の刺激で集中が途切れたときにすぐ火を消せるようにしておいたほうが安全だ。ゆめゆめ火をつけたままでキャンドルを離れてはいけない。

 

↓キャンドルの火を見てるだけ

 

それができるようになったら、次は「呼吸するだけ」瞑想がオススメらしい。瞑想で呼吸がコントロールできるようになれば「一人前」らしいが、私はできないので、ゆっくりカウントしている。

 

1・2・3・4……10で息を吐ききって、次の10カウントで息を吸う。慣れてきたら、吐き切ったところと吸い切ったところで2~3秒呼吸を止める。それだけで、後は何もしなくていい。

 

私は「数字が苦手」なので、「数える」という作業だけでもけっこう「頑張る」必要があって、雑念が沸きにくい。頭の中でピンクの小象が増殖したりはしなくなる。こっちはまだ修行中。誰か瞑想がうまくいく人がいたらアドバイスが欲しいなぁ。

 

↓さっきからしつこく言っている酔っぱらったダンボの夢はこれ。

 私の脳内にはこんなガラクタがいっぱい詰まっているので退屈しない。