9月7日

初診 レントゲン、歯茎の下がり、歯周ポケットの深さチェック


9月18日

セルフブラッシングチェック

磨き残し50%

自分じゃかなり丁寧に磨いていたつもりだけど、それでも半分しか磨けていない

ブラッシング指導① シングルタフトの使い方


10月6日

ブラッシング指導② 歯間ブラシの使い方 プラーク除去


10月16日

ブラッシング指導③ 歯間ブラシの使い方 プラーク除去


11月17日

ブラッシング指導④ フロスの使い方 プラーク除去

右下7-8(親知らず)の間に歯石が見つかる

レントゲンにも写っていない歯石だった


11月26日

ブラッシング指導⑤ 磨き残し18%

当初、スコアは25%以下が目標と言われた。

指導5回目にして磨き残し18%になった ・・・が

18%と言われてもピンとこない人がほとんどだと思う。


通常の歯ブラシを歯茎に45度当てて全歯をブラッシング

シングルタフトで歯と歯茎の境目をなぞるようにブラッシング

歯間ブラシで隙間を全てブラッシング


これでようやく18%になる。

所要時間 約20分。

(フロスを使えばよりスコアは下がるが、そこまでするのは気力と体力が必要)


毎回同じ歯科衛生士さんが1時間以上付き添い丁寧に指導してくれる。

その衛生士さんの患者さんで優秀な人は磨き残し8%だそう。

磨く力の強い私がそこまでするとさらに歯茎が下がりそうで怖いけれど

「10%代までになれば十分です。」

と言われた。

ブラッシング指導を残り1回受け、通院の目的であったエムドゲインという

歯周組織を回復させる手術をすることに決まった。


12月7日

ブラッシング指導⑥ 歯科衛生士おススメの歯間ブラシでのレクチャー


12月24日

歯周ポケットの深さチェック

右下7-8(親知らず)の間の歯周ポケットが8mmっ!!!!

11月17日に取った歯石の下に隠れていたようだ


院長曰く

菌が入り込み骨が溶けている。

2~3年のうちに親知らずは取ったほうがいい。

しかし、神経と血管の間に根っこが埋まっている。

生え方も7番に倒れ掛かっており、非常に難しい症例。

九州大学・九州中央病院(あと一つ病院名を紹介される)の中から

最も上手な先生を紹介する。


とにかく呆然。

他の歯は歯周ポケット2~4mmなのに、8mmとは・・・

ショック!!!!これじゃご老人だよっっ!!!


一度にいろいろ考えるのは頭痛がするので

まずは当初の目的であったエムドゲインの説明を院長から受け

手術日を1月8日に決めた。




手術個所は、まずは 下顎 左2~右2 の範囲。

患部が落ち着いて、左上2-3の歯肉移植をする。

優先すべきは下顎の方。

骨も歯茎も下がり、そのうち歯が抜けるだろう との見解。


手術は歯茎を剥離しエムドゲイン注入→上顎から粘膜を採って歯肉が下がっている箇所へ移植。

術部は1か月間歯磨き禁止、そこで食べ物を噛むのもダメ、指で押さえるのもダメ。

箸で小さくしたものを奥歯に放り込んで噛むという なんとも時間のかかる食べ方。

きっと痩せる。

週3回は病院に消毒に通う(片道2時間弱) という過酷な毎日を送ることになる。


このパンフレットを見た時 正直怖気づいた。

しかし、念願叶った39歳からの歯列矯正。

今は口元を気にすることなく笑ったり話せるようになったのに・・・


歯が抜けるのはいやだっっ!!!!


インプラントや入れ歯で取り繕っても

天然歯には絶対かなわない。

いくつになっても自分の歯で生きていきたい という思いが

手術を決意させた。


さて、この手術は保険適用外。

お金がもったいないなぁ と今も時々思うが

今冬はモンクレールのダウンを1枚我慢して

エムドゲインに臨みたい。