私の母は、食べ物をものすごく大切にする人です。
腐らせて捨てるなんて、もってのほかです。
それは母の父(私から見たら爺ちゃん)が農家で、米・野菜を作っていたからです。
私ももちろん子供の頃は好き嫌いが多くありました。
でも、母の躾で克服しました。
なので、食べ物の好き嫌いが多い人は、性別問わずどうも許せません。
スーパーに行けば、当たり前のように食材が売ってあります。
ですが、自分ではその野菜・肉を、店頭に並ぶくらいの価値には育てられません。
好き嫌いが多い方は、農家や食品工場の人の苦労が分かっていない、
「味覚」という、自分の意思で鍛えられる五感の1つが欠落した人だと思っています。
自分は食べ物の好き嫌いは無いのに、
パートナーが好き嫌いの多い人だと
こちらが不愉快な思いをする事があると思います。
また、「好きな食べ物が一緒」ということは、
共通の喜びがあるという、とても幸せなことです。
幸い、主人は好き嫌いはありませんでした。
彼も子供の頃、家が裕福ではなかったから、好き嫌いを言っている場合ではなかったようです。
おかずのメニューも贅沢言いません。
私もびっくりするような物は作れませんが、心を込めて作ります。
そういうパートナーで良かったと思います。