ミステリアスのこぎり山 | 三浦半島ポタポタ日記

ミステリアスのこぎり山


ロープウェイでノコギリ山へ登って来た僕ら。
今度は日本一の大仏を目指します。

欝蒼とした石畳の道を歩いて行きます。
シンノスケは自然に触れて元気になってきたようです。

切り立った岩肌の通路。
この山はその昔は石を切り出す場所だったのです。

そして開けた場所へ出るとそこには観音様がいました。
その名も「百尺観音」です。
名前の通りに全高は百尺(約30メートル)と巨大なのです。

観音様の前でキリリと気を引き締めるシンノスケ。
岩山をくり抜いた空間に浮きあがる観音様は大迫力です。

観音様のはるか上に飛び出した展望台のような場所が見えます。
あれは「地獄のぞき」と呼ばれています。
という事は・・・覗かれているここは地獄!?

そして地獄のぞきまで上がってみました。
下の広場がさっきいた場所です。

大きく切り取られた絶壁が壮観。
全て人の手によって切り取られたのです。

ようし、下界を見下ろしてちょっと休憩だね。
暑いのでシンノスケもちょっと疲れたかな?
水をいっぱい飲んでおこうね。

今度はロープウェイとは反対側に降りてゆきます。
なんだか複雑な地形です。

岩肌をくり抜いた通路は門になっている様子。
左右に仁王様が立って番をしています。

ここへきて空気がピンと張りつめてきたような気がします。
おごそかな気持ちで回廊を歩きます。

それもそのはず、回廊には大小様々な石仏が立ち並んでいました。
どれも風化しかけていて不思議な光景を作り出しています。

なんという地形でしょう。
複雑に入り組んだ地形が迷路のようです。

それでも物怖じせずに元気に歩くシンノスケ。
トンネルをいくつも抜けて行きます。

いたるところに並ぶ石仏達。
中には吸い込まれそうな迫力のものもあります。
実際目の前で圧倒されて写真に収められませんでした。

苔むした小さな橋。
ここまで来たら大仏はもうすぐです。

最後のトンネルをくぐります。
しかし本当にトンネルだらけのすごい地形です。

そして到着です!やったね!
総高31メートルの「高さ日本一」の大仏様で~す!
天明3年(1783年)に建造された磨崖の大仏様。
昭和44年に改修されて現在に至ります。

磨崖というのは、岩山を削りだして作ったという事です。
つまりこの大仏様はノコギリ山なのです。
そう考えるとこの迫力も納得。
大きいね~シンノスケ。

さあ大仏様にも会えたし下山しよう。
東京湾を眼下に見下ろす山頂の駅に戻って来ました。

さようならノコギリ山。
シンノスケがお世話になりました。

帰りも僕の膝でのんびり外を眺めます。
絶景かなノコギリ山ロープウェイ。

そういえばお昼ごはんを食べていないのでお腹がペコペコでした。
ちょっと寄り道したいんだけどいいかなシンノスケ?

そんな訳でもうちょっとだけ千葉編は続きま~す。


皆さんあってのポタポタ日記!
にほんブログ村 犬ブログ ポメラニアンへ
本日もポメっとおねがいしま~す!