ポスターは販促計画に基づき、計画性をもって進めることが第1のポイントである。

当たるポスターを作るためには、準備をしっかりし、計画に基づいて進めなくてはいけない。

よく、ポスターを出す1か月前になって、あわてて企画を練ったり集めたりし、ギリギリになってポスター原稿を作成しているケースがあるが、好ましいとは言えない。

理想的には2か月前から着手すべきである。

まず、ポスター張り出し期間中の売り上げ予算を決める。

昨年同時期の売り上げ、近々の売り上げなどを見ながら、ポスター張り出し期間の売り上げ予算を決める。

それに対してポスターのコストを決め、サイズや部数、カラーを決めていく。

続いて売り上げ予算必達の為のポスター商材を決め、仕入れ先交渉を行う。

商材が決定したら、ポスターの原稿を作成し、余裕を見て30日前に原稿を提出するのが理想。

原稿提出後、数日で校正紙が出てくるので、文字校正を行う。

その後の色校正では、実際にカラーのついたポスターの原案を見て、色の修正チェックを行う。

そしてポスターが完成したら、張り出しを行う。

綿密なポスタースケジュールが成否を分ける。

しっかりと計画を立てていただきたい。
ポスターには面白さも必要だが、ほとんどのポスターは面白くなく、新鮮味が足りない。

毎回ポスターを作っているとマンネリ化するのであろうが、お客様は許してくれない。

ひと工夫することが大切である。

そこで、自社の写真のPRも含めて、売り場担当者の顔を入れるのはどうでしょうか?

商品のみのポスターでは、ポスターが氾濫する今の時代、どうしても面白さに欠ける。

もちろん前提として商品力は必要だが、ポスターには商品力プラスαの要素を盛り込むべきである。

それが売り場担当者である。

「青果部門担当の○○です。青果のことならお任せ下さい」
「本日のお買い得商品は○○産のとれたて大根です。絶対におススメします」

といったコメントと担当者の写真と連動させるのだ。

この担当者コメントは絶対に売り場担当者自身が考えて作らないといけない。

よくポスター担当者が適当におススメ商品を決め、コメントを書くことがあるが、それでは真意が伝わらない。

本音で語るには、売り場担当者自身が考えたモノでないといけない。
春といえば、花開く季節ということであって、明るい色使いをするだけで、気持ちが明るくなります。

草木が芽吹く季節にふさわしい清々しさと、柔らかい布やフワッとした軽い感触の素材と併せてこれまでの冬の気持ちを吹き飛ばす、勢いのあるポスターが望ましいでしょう。

躍動感を表現する方法として、空間での表現が効果的です。

また、明るい色使いにし、新芽の美しい植物や柔らかい色合いの春の花を入れて、ウェルカムの気持ちを表現しましょう。

春のイベントとしてはバレンタインデーとかホワイトデーなどがありますが、ポスターを作成する際には春の季節感とリンクさせることを忘れないようにしましょう。

●春の素材

迎春、お正月、雪解け、草花の息吹、新芽、柔らかさ、軽さ、優しさ

●春の色

パステルカラー、黄緑、ピンク、水色

●春のイベント

1月:初詣、年賀、七草、成人の日
2月:節分、豆まき、バレンタインデー
3月:ひな祭り、ホワイトデー、春のお彼岸、卒業式
4月:入学式、入社式、みどりの日

●春の花

菜の花、つくし、スイトピー、チューリップ、スイセン、フリージア、梅、桃、桜

●春の菜

ほうれん草、ふきのとう、春菊、アスパラガス、くわい、うど、筍、わらび

●春の魚

さより、海苔、蛤、赤貝、若鮎、さざえ、あわび、桜貝
太陽の色、生命の色、喜びの色として代表的な黄色は、「元気」になりたい時や温かさを求めているとき、、つい選んでしまう色です。

黄色をイメージした時に感じる言葉として、「希望」「期待」「甘えたい」「喜び」「至福」「満足」などがあります。

人間の視覚は昼間は黄色に対して敏感に反応し、その刺激が脳に伝わりやすいため、目立つ色として感じられます。

また、胃腸が活発に働いて食欲がわき、食事が楽しく感じられるようにもなります。

そのような黄色の感情作用を利用して、寂しく感じる場所に黄色を使ったポスターを貼ると、快活な雰囲気が生まれます。

例えば、ランチが自慢のお店のポスターに黄色を使うと効果的ですね。

しかし、黄色は使いすぎると、視覚や脳を刺激しすぎるため、目がチカチカするという悪影響が出ます。

また、子供っぽいイメージもある為、安っぽくて落ち着きのない雰囲気になる恐れもあります。


大人の雰囲気を出したいお店のポスターにはあまり使わない方がいいでしょう。

また、黄色は注意を促すサインとして安全の呼びかけに使うのが効果的です。

子供や若者向けの商品や遊びに関するもの、食品類のポスターに向いていますが、大人向けで高級感を強調したいものに関してはあまり使わない方が無難。

老若男女を問わず、利用されるパン屋や洋菓子屋などのポスターには効果を発揮してくれそうです。

黄色でも、赤みがかかったオレンジに近い色は、食欲を増す色として使われることがあります。

オレンジには食品を美味しく見せる効果があります。

また、気軽で親しみやすい色なので、一般的なポスターにも良く使われますね。

ポスター印刷を頼むならココで
売り上げが悪いので、ポスターなんかにお金はかけられない。

とおっしゃるお店のオーナーさんは結構いらっしゃいます。

利益を上げるのが難しい昨今、まずはこういったコスト削減から始めるのは一般的でしょう。

しかし、ポスターを作らないと、増々売り上げは落ちてしまいます。

なぜなら、ポスターは販促ツールだからです。

お金をかけてでも、お客様の五感に訴えるポスターを作るべきなんです。

ポスターをただの顔見世くらいとしか見ていないから、無駄だと思うし、定期的にポスターを変えるということもしないんですね。

だから売り上げは上がらないのです。

確かに、お客様はポスターの感想をいちいち言いませんが、ちゃんと心ではわかっているんです。

五感に訴えるところに力を入れないで、売り上げが上がらないのは当たり前なんです。

むだと思えるポスターにこそ、売り上げアップのカギが隠されていますし、特に女性客はそうした部分に敏感です。

以前も書いたと思いますが、お客様がいつも足を運びたいと思う気持ちの裏には、その店での体験やそこに行くことで心が癒されるということがあるのです。

その多くがポスターを起点に生まれているという事を忘れないでください。