2021年も、2か月に1回ぐらいの頻度で、なんらかの支援をPossibleNepalにしていました。

良いニュースも悪いニュースもいろいろありますが、

すみませんが支援活動は、資金管理のスプレッドシートをご参照ください。

 

 

個別の出来事に関しては、また時間のある時にまとめたいと思います。


健康維持管理の枠組みのなかで、ファンドの用途が広がりました(パンデミック要因)

本ファンドは、基本的にはこどもたちの健康維持管理を目的としたファンドであるので、その考え方はブレないように運用していますが

用途は設立当初より広がっています。

 

おもに

①ケガ、病気の際の医療費

診療費、薬代、病院までの交通費

 

これを主に想定して設立されたファンドですが、

いまだにクレジットカード決済を受け付けてくれる病院はありません、

基本的に医療事務の書類も手書きの世界です。

ですから、有事の際には、なかなか煩雑な手続きを繰り返しています。

おもに、監査的なことです。 送金額相談→送金決定→送金受取→支出→

 

交通費に関しては、当初は、救急搬送のみを想定していましたが

パンデミックのもとでは、単なる通院の場合も、ローカルバス(以前から体がくっつくどころじゃない乗車率)が

感染予防のため使えなくなり、500ルピー前後のタクシーチャーター代も、コロナ禍では、ファンドから負担するようになりました。

 

それに加えて、

②パンデミック下の衛生管理用品

消毒アルコールなど

 

③資金難を背景とした食料難に対する食糧支援

米、豆、ヌードルなど

 

外国人がネパールに入国しづらい状況が続いています。

施設に訪れるサポーターやボランティアは皆無のため、資金難深刻化し日々の食料にも影響がおよぶようになりました。。

健康維持の前提と考え、食料の支援もしようと思います。
 

施設では一週間に、米を30kg(約2500円)、豆を4.5kg(700円)消費します。

これだけではもちろん足りませんが、主に豆カレー(ダルバート)が食事ですので、必須の食材になります。

 

ECサイト経由でオンライン決済で物品を施設に送付することができるようになりました

物資が施設に直接送れるようになったことをご報告します。

 

パンデミックのもとで、ネパールも例外なく、行動制限が行われており、状況下特有の衛生用品の支援を

本ファンドを利用して行いました。

その際に、活用したのがパキスタンのECサイト Daraz.comです。

 

 

初回こそ、日本の銀行が発行したクレジットカード(厳密にはVISAデビッドカード)による決済なので

予想どおり決済でエラーが出ましたが、

ダメもとでサポートに連絡して、事情を説明して、2週間ぐらいでしょうか、使えるようになりました。

 

ECサイトであつかっているものであれば、

パンデミック下の衛生管理用品

食糧

が直接買って送ることができるようになったことはとても大きいです。

手間もそうですし、上記の物品の購入に限りますが、ファンドの活用に現金が介在しなくなりました。

 

日本から注文して、カトマンズ市内の店からカトマンズ郊外のこどもたちの施設へ直接配送される感じです。

支払いは、オンラインで終わっているので、施設では品物を受け取るだけで済みます。

 

解決していない課題は

・医療費の支払いをオンラインでできないこと、

・卵や野菜などの生鮮品をオンライン購入で施設に届けること

です。

 

とはいえ、ネパールローカルのQR決済サービスについて利用のめどがつけば、もしかしたらこれらの課題は一手に解決するかもしれないと期待もしています。この辺をリサーチしていこうと思います。