いま思えば、

人生の中で前厄、本厄、後厄が大舞台を踏めるほどの最高に躍進した3年間。

この山を越えたあと、嵐が去ったあとの様な静けさ。

でもその静けさが自分にとっての大切な事をたくさん気付かせてくれました。

そのときの戦友は戦時中は友となり、

戦後直後は友のひと、時間が経てば知り合いになっていくこの時の流れを見届けながらおもうこと。

自分の力量が伴わなかった結果、無理が解けば人は去っていくという事。

人からの評価や目にやたらと気にしている情けない自分は、

いまは怖いけど時間が経てば自ずと自分自身が真の姿を晒してくれるのだろう。

それがダサい姿でも

いままでの評価に値しない姿でも

その真の姿を先ずは自分で感じること。

いまの自分の音。

この音が僕にとってとても素晴らしくあり、いままでの自分なりの努力の成果が実った響き。

今年はこの響きをきちんと残すのが自分の目標。

昔の友人に力をかりて、

自分の足跡を余すことなく残したい。

いまおもえば、いまこそそばにいてほしい友はもうこの世にはいない。

でも夢でもいいからほんの少しだけでもいいからアホな話だけでもあいつらとしたいなぁ。

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今日は親父が死んでちょうど1年。

この一年間はとてつもなく過ぎ去っていきました。

この日、偶然かもしれないけどある友人の話をします。



彼と知り合ってから約半年。最初の印象からさほど変わってないけど彼への印象はどんな時も笑顔で人に対しても腰が低い、そんな彼はいつもどことなく『物悲しさ』を感じてました。

ここ最近話をする機会が増えて更にその『物悲しさ』の印象が強くなってきたけどあえて問い質す事もせずに日々過ごしてたけど今日なんとなく彼に、

『今日父親の一周忌なんだ』

と、話をすると多分僕の予想通りで彼は僕にこう聞いてきた。

『正直、どんな気持ちでしたか?』

ただ同じ親を亡くした気持ちをシンプルにきいているとは思えないその言い回しはとても心に響いた。

よく話を聞いてみると予想通り親子関係は最悪で彼が以前家族団欒という温かみをまるで他人事の様に話をしていたのを思い出した。

彼は親戚との関係も悪化してる中、兄妹の説得で棺桶の中の顔だけは拝む事ができたらしいが父親の死顔をみても哀しみすら無かったらしい。

僕自身も親子関係は色々あったが死顔をみてからは不思議と思い出すのはいい思い出ばかりだが彼はそうではなかった。

血の繋がりとは唯一無二の結束がある反面、血の繋がりが故の憎しみや争いも起こり得る。

でも親、親戚、友人全て含めて事情によって会えなくなってしまうのは本当に辛く悲しいことだとは思うが会わなくて事無きを得る事もある。

今日改めて思い耽ったのは血族だけではなく今の生活の中で関わり合えている人達、これから関わり合える人達と愛情深く共存共栄していきたい。

僕みたいなものがこの様な事は言えないかもしれないけれど、それに不可欠なのは紛れもなく『愛』だと思います。

そんな気持ちになれた親父の一周忌。

おとうさんありがとう。

以上でした。
僕は昨日、ある素敵な男の人と出会う事ができた。

彼は外国人でとても日本語が上手くて、そしてとてもスピリチュアルなオーラを放っている彼とは当然多くの言葉を語らずともコミュニケーションをとることができた。

お互いに連れがいたからという事情であまり深くは話せなかったけど
紹介された時にガッツリ握手をして挨拶を交わしながら僕は彼の笑顔を見た途端に彼の嬉しさも悲しみも哀しみも苦しみもが一度にその笑顔に現れていて一瞬『お釈迦様』が脳裏をよぎった。

彼は辛い状況でも常に側にいる人の為に笑い、そして支え、自分の為だけではない『愛』に生きていた。

僕はふと、彼の笑顔をみながら自分の昔の事を思い出していた。

12年ほど前にお付き合いをしている彼のいる女性と三角関係に陥っていたことがあった。

僕はその時、お付き合いをしている彼に見せることの出来ない部分を僕に依存している彼女との関係を『無償の愛』だと思い込み、悲劇のヒーローになりきっていた。綺麗事ばかり理屈立てて語っていた。

『僕があなたの心の闇を少しでもその闇に触れて一瞬でも晴らす事が出来るのならどうか僕をずっと側においていて欲しい。』

結局僕は、自分の『心の闇』を彼女に触れてもらっていたんだ。彼女の為とか言っといて実は『自分の事』しか考えていなかったことに気づくのに随分と長い時間が掛かってしまった。

別れ際、俺の話を最後までとても楽しそうに聞きながら彼の顏は終始『笑顔』だった。

きっと彼はどんな状況でも人の為に尽力する人間だと思う。そんな彼の『笑顔』に、
僕はいつになったら近づくことが出来るんだろう。

『どうか彼に幸せが訪れます様に』

けど、彼はもうとっくに幸せなのかも。

自分が辛く、幸せを感じる事ができなくなっても彼の『笑顔』に少しでも近づける様な日々を過ごしていきたい。







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