僕も4月から新しい環境に身を置くわけですが、みらい工房も大きく変化していきます。2期目となる23年度に期待大です。来年度から、わくわく農業っ子は西尾市と連携して活動していくことになっています。設立して、最初に市役所に行った時は、相当怪しそうな人だと思われたと思います。いまでも、変な視線で見られますが…一年間みんなでやってきた活動内容を話すと、僕たちの話も聞いてくれる。

「じゃあ、担当者に連絡しますね」とお決まりの言葉でいろんな課の方に話をする。それで来年度からは思ってもいなかった方向に進んでいます。これは、わくわく農業っ子が落ち着く場所にたどり着くチャンスだと思っています。環境が整っていけば、あとは僕たちスタッフが、頑張るのみ。考えて考えて、魅力的な畑にして、みんなで楽しめるような時間を地域に作っていきたいと思ってる。

いまは、本当に少人数で企画・運営をしているけど、この時期のことは今度、きっと笑って話せるようになる。あんな時期もあったんだーって。そのためにも、大きな変化を迎える23年度のための準備として、この3月は準備に励みます。4月以降は、僕も時間に限りがあると思う。最初は申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、今は限られた時間でどこまで貢献できるか挑戦です!僕自身の最高の第2の場所を作っていきます。そう思う人が集まって、形成していったら面白い(^。^)y-.。o○

学生の頃って、本当にいろんな活動してる人がいっぱいいる。正直、ここまでやるかって思う人もいるくらい。僕もいろんな人に出会ってきたけど、みんな輝いてる。
でも、学生は残り何カ月だから!って言われると、「う~ん」って思う。別に働いても、活動してる人はいっぱいいる。それでメシを食ってる人もいるけど、別にそうじゃない人もいる。

全国規模だったり、大きなプロジェクトに参加していくのは大変で負担になっていくかもしれないけど、地域で少しの時間で活動に参加できる。これって、これから絶対にもっと必要になってくると思う。どんどん繋がりとか、触れ合う機会が減ってると思うから。

地域格差がなんだい!田舎でも、若者が本気になればすっげー魅力的な町になるんだよ。

「若者のみんな、頑張ってるね。でも、俺たちには仕事があるから、そんなボランティアみたいなことやってる時間なんてないんだ、ごめんね。」

僕たちは、学生も社会人もいます。それにボランティアって与えるばかりみたいなイメージがあるけど、僕たちはここで、みんなで学び合っています。僕たちがもらうものは、無限にあります。地域に対して、不満を言ってるだけじゃなくて、何か自分たちで作りだそうとしています!

「・・・・。」



僕は、大学を辞めて愛知に戻ってきた。
このまま大学に通っている自分でいいのか、わからなくなって。日本にいちゃだめだ、世界一周に行こう!と思い、お金を貯めるために働く。

これと同時に、この地元で若者が集まって何か活動したい!って思って、みらい工房を数人の仲間を設立した。
結局、ギリギリになって、世界一周に行くのは、辞めてた。

また口だけかよ。って思われたと思う。でも、自分で決めたことで、そんなこと言われてもどーでも良かった。ただ、一緒に行く予定だった友達には申し訳ないと本気で思った。そいつには、僕がその頃、考えていたみらい工房の想いを伝えた。どう思ったかわからないが、そいつは一人で世界へ行き、無事帰ってきている。たぶん、今も応援してくれているはず。



だいぶ前になるが、メンバーの子に言われた。「私はやっぱり普通に生きます」なんだか良く分からない複雑な気持ちだった。でも、その時はそれくらいの気持ちで何も考えなかった。
いま考えてみると、こうやって活動に参加し続けることって普通じゃできなくて、特別な想いを持った人じゃないとできないってことなのかなって思う。
確かのあの頃、僕は国立大学を辞めて、地元に戻ってきて、意味もわからずNPO法人を設立して、活動を始めていた。普通じゃないって見えてたのかもしれない。

でも、これじゃ特別な想いの人だけしか本格的に参加できないのかって思う。学校があって、職場があって。その次にみらい工房がある。これじゃないと、誰が参加してくれるんだよ!って思う。
正直、なんで俺だけこんな時間作ってるんだろうって思ったこともある。でも、それって当たり前のことだと思う。みんな、それぞれ自分の考える人生ってあるんだし、俺は代表だから、みらい工房のウエイトが大きいだけなんだって。この当たり前のことがわからないアホでした。

もっと普通に興味ある人が参加できるような環境を作っていくのが、僕を含め理事の役割だと思っています。みらい工房を今後が楽しみだ。

でも、楽しいだけのサークル感覚では絶対にしたくない!これは絶対。もちろんみらい工房の合言葉は“いつも笑顔で、遊び心をポケットに”で、常にワクワクを求めています。でも、「やる時は、やる集団」を目指している。これは、あるメンバーが言ってくれた言葉。僕のみらい工房に対する気持ちとぴったりなので、これもみらい工房の合言葉になってほしい。

みらい工房では、地元での横の繋がりを目指してる。いろんな大学で、様々な学部で勉強してる子が集まってくる。社会人もいろんな業種の人が集まる。
熱血教員になる人、笑顔いっぱいの保育士、自動車部品のデザインをする人、障害者施設で働く人、元大工で整備士になる人、自宅警備員?、牧場で働く人、カフェで働く人、保健室の先生になる人、工場で働きながら株に挑戦する人、居酒屋で働く人、よくわからない仕事をしてる人。

本当にいろんな人がいて、いろんな過去を持ってる人がいて、面白い。
きっとみらい工房がなかったら、出逢う事なんてないような人もいる。この集団が1つものに向かって活動する。


仕事でもない。ボランティアでもない。

そんな活動をこの地元で続けていきたい。

長くなってしまった。なんか、理想的なことばかり書いた部分もあるけど、これが今思う、NPO法人みらい工房に対する気持ちです。
これは、僕個人が勝手に思ってる内容で、団体の正式な決定事項ではないので、宜しくお願いします。もうすぐ、ミーティングだ。残りの資料を作るか。