先輩:『将来、起業するなら、小さい子どもがいる母親が就職できる環境を作ってよ。』

僕:「起業って・・・まだそんな。てかやっぱり民間だと、出産後の再就職は難しいですか。」

先輩:『うん。子どもが2人いる友達が働きたくて、毎日10件も面接の電話してるって。でも、小さい子どもがいるって言われると、断られるって。』

僕:「そこまで・・・。」


何気ない会話。
でも、多くのヒントがあると思った。

学校を卒業して、就職。一生懸命働いても、結婚・出産で退社。でも、再就職は難しい。これって、おかしいんじゃないかな。

古い考え方かもしれないけど、これが現実。

わかっていたつもりだったけど、身近な人の声は心に響く。本当に必要とされていることだった。


再就職できたとしても、企業の立場が圧倒的に有利。単純作業や雑務でも、続けるしかない。

そうじゃなくて、そこに「やりがい」を見出だしたいよな。結婚・出産した女性だからこそ、できる仕事。これから、住んでいく地域に携わる仕事。貢献できる仕事。

もちろん、子育てと両立させる。できないことじゃないと思う。

いま、そんな理想的な仕事がないなら、創ればいい。
現実的に難しいと言うなら、もっと現実的な仕組みを創ればいい。それだけのこと。

偉そうなことばっか、書いて申し訳ない。でも、必要とされているって事が実感できた日でした。

ありがとうございます。




これとは別の話で、先輩に言われたこと。

先輩:『周りに保育士経験者とか、保育の学校に行ってる子いない?!知り合いが、子どもを見てほしいって探してるんだ。いる??』

僕:「いなくもないですが・・・。」


実は、俺が3年付き合ってる彼女は保育の学校に通っている。

だから、保育の話は聞く機会が多い。田舎じゃ需要が少ないでしょ?って思っていた仕事も、もしかしたら必要とされているかもしれない。

田舎も変わるから。核家族が増えて、子どもを預けたい人は、俺が思っている以上にいるかもしれない。



俺が目指しているものは、地域に必要とさせる組織を創ること。

まずは、ここから。



久しぶりに「社会起業家」って言葉が頭に浮かんだ。
社会問題をビジネスという手段で解決する。

でも、社会に存在している企業の多くは社会的企業だと思う。

ビジネスが成立すると言うことは、それを必要としている人がいるって証明。社会に必要とされないビジネスは続かない。

何より、雇用と納税が大きな社会貢献だと思う。


俺の頭に浮かんでいる構想は、矛盾している!って言われるかもしれない。でも軸はブレてません。大丈夫です。このまま走ります。

keep on running.

俺は、走り続ける。