「竜馬がゆく」第4巻が終わりました。

今回、4巻を読んで印象に残った箇所は4点ほど。

・武知半平太の自害と妻の富子

 お互い深い愛情を持っていたようです。


・八月十八日の政変により長州藩が京都から追放させられる
 会津藩と手を組んだ薩摩藩が長州藩を追放します。長州と薩摩の仲がさらに悪くなります。竜馬の活躍はまだ先です。


・竜馬が浪人志士を蝦夷地(北海道)に入植させようとする
 京都にあふれた浪人たちを一時的に北海道に移し、ロシアからの侵攻を防ぐという突拍子もない発想が竜馬らしいです。でも当時、神戸から北海道までどれくらいの時間がかかったのでしょうか。ちょっと興味があります。


・竜馬、ついに船を手に入れる

 念願かなって、軍艦を手に入れます。竜馬は船を使って、貿易をし、利益が出たらそれで海軍を整え、徳川幕府を倒すという考えを持っていました。壮大ですね。


竜馬がやりたいことがかなり明確になってきました。

次の5巻はさらに大きな出来事が起きそうな予感。楽しみです。


竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎

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