3月7日。いよいよ、抗がん剤投与日。
午前中は暇なので、お風呂に入る。
前回このお風呂に入った時は、
涙ウルウルで入ったっけな
昼食も普通に食べ…。
入院、今日からでもいいんじゃん?
と思いながら、
食後に、吐き気どめのイメンドカプセルを飲む。
この薬、同病ブロガーさんがよく書いているけど、よく効くお薬。
これがなかった頃は、吐き気がものすごくて大変だったという。
頼むよ(>人<;) イメンド
少し時間をおいて、いよいよ開始。
まずは、吐き気どめの点滴から。
同室のななめ向かいの方が、どうやら
同じタイミングで点滴をするらしい。
病室みんなが、カーテンをひいていて、あまりまだお話をしてなかった。
乳がんなのかしら?
抗がん剤なのかしら?
と思いながら、窓から外を見ながら、
ひとり点滴…。
…………。
つーっと、涙が出てきた。
なんで、私は今、ここでひとり抗がん剤をやっているのだろう…。
なんで、がんになってしまったんだろう。
なんで、私なんだろう。
看護婦さんが来て、ビックリする
どうされました⁈
何か言われましたか⁈
答えられず、首をふった
そうこうするうちに、一緒に点滴している彼女に、ドヤドヤとご家族が面会にきて、にぎやかになった。
あんまり、心配しないでね
と彼女が、点滴しながら言っている。
聞こえてくる話から、やっぱり、抗がん剤をしてるみたいだった。
真剣に神妙な顔で、抗がん剤をやる必要はない。
彼女のように、おしゃべりしながら
したっていいんだ。
なんとなく、私もなごんだ
ひとりじゃないと、心強かった。
夕方には、終わって、主人が会社帰りによってくれた。
体調の変化はなく、夕飯も食べ、主人も安心して帰宅。
その後、すぐ夕飯を食べたことを後悔することになるんだけど
8時ぐいから、だんだん気持ち悪くなってきた
うーん、うーんと苦しんでいる間に
消灯。
結局、4時ぐらいまで、
コンタクトもはずすこともできず、
うつらうつらしながら、つらかった
途中、吐きそうとトイレに行ったら、
先客がいた。
他の誰かがゲーゲーやっていた。
私もつられそうになったけど、
小の方だけ済ませて、パタパタと急いでベッドへ。
翌朝、主治医登場。
吐きそうだったけど、
頑張って吐きませんでした
とえばる私
だって、一度吐いたら、残りの治療、
全部吐くと思ったから。
私は超暗示にかかりやすい。
これ薬だよとアメをもらえば、
効いてしまうタイプ。
一度前例を作ったら、その後は前例に
ならってしまう
頑張れ!ようこ
えらいぞ!ようこ
自分を励まし、励まし
はじめての抗がん剤投与が
こうして終わりました
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