ドラゴンクエストXのブログ

ドラゴンクエストXのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!

【主張】連続通り魔逮捕 社会連携し凶行断ち切れ

(1/2ページ)[主張]

 理不尽に命を奪う凶行に地域の不安が広がっていた。千葉県柏市で2人が死傷する連続通り魔事件で容疑者が逮捕された。動機などは捜査を待ちたいが、断じて許されない犯罪だ。

 子供たちの集団登校など生活への影響も深刻にでていた。早期解決は再発防止につながる。警察と住民が連携、協力して地域の安全を守る取り組みを続けたい。

 3日深夜、刃物を持った男に、現金や車を奪われる事件が相次いだ。31歳の会社員男性が首や背中を刺され死亡した。容疑者は死亡した男性と同じマンションに住む24歳の男だった。警察は早急に事件の全容を解明してほしい。

 現場はJRの駅からほど近い住宅街のなかだ。街灯もあり、普段は夜でも人通りがあるという。どこで起きてもおかしくないという不安から、集団登校などの動きが各地に広がっていた。

 女性や子供が夜道を安心して歩ける。こうした海外からも評価の高かった日本の治安のよさが揺らぐ事件が目立つようになった,rmtssp。今回の事件を別としても、「むしゃくしゃした」と不満のはけ口にするなど、意味なく凶行に走る、身勝手な事件が少なくない。

【主張】連続通り魔逮捕 社会連携し凶行断ち切れ

(2/2ページ)[主張]

 通り魔では、先月下旬、JR名古屋駅近くの交差点に男が車で突っ込み、通行人ら13人が重軽傷を負う事件が起きた。昨年6月には東京都練馬区の小学校近くで、男が小学生3人の首や腕を切りけがをさせる事件があった。無差別に行われる犯行を防ぐのは難しい。しかし凶行を抑止し、安心、安全に暮らせる社会づくりに知恵を絞ることが必要だ。

 防犯上も犯罪の前兆に気づき、素早く対応することは欠かせない。米ニューヨーク市で、割れた窓の修理など軽微な事案の対策を重ね犯罪を減らす「割れ窓理論」を実践し、凶悪犯罪を減らした取り組みはよく知られている。

 日本でも、ひったくりが増えた地域で、自治体がボランティアの協力でパトロールを増やすほか、携帯電話のメールで犯罪発生情報を提供するなどし、犯罪件数を減少させた取り組み例がある。

 事件解決に防犯カメラなどが役立つケースが増えているが、住民からの情報は重要だ。近隣同士のつながりが薄れるなかで、連携の必要性も増している。警察と地域住民が情報を共有し、協力し合っていきたい。