たくさんのサプリメントが市場に出回っています。
ご自分が何を飲むべきかを、わからないままに、なんとなくのんでいる方が多いと思います。
このブログでは、ご自分にとって必要となるサプリメントを知る手助けができればと考えています。
サプリメントは、医薬品と同じレベルで製造されるGMP基準をみたす工場でつくられたものをお勧めします。
現在、日本国内ではサプリメントはGMP基準を満たす工場での製造の義務がないため、ほとんどのサプリメント製造はこれを満たしておりません。
※GMP(good manufacturing practice)基準とは、医薬品の製造のために、その効果や安全性などの品質を確保するために設けられた品質基準です。

Google+ グーグルプラス やっています。
Google+ をご存知でしょうか。
Facebookに続く、新しいSNSとして注目されています。
現在は、招待制ですが、招待制にも関わらず、13日間で1000万人の参加者がおり、現在は2000万人ほどいます。
今後、今までのGoogleのサービスと連携されている、Google+も見逃せないものとなるのは確実です。
私の読者の方で参加ご希望の方は、私の方で紹介できますので、メッセージでGmailアドレスを送ってください。G+を楽しみましょう!
ちなみに、私のGoogle+のプロフィールは、こちら です。
http://plus.google.com/117659103492813846903/
ビタミンの虎
皆様、ご無沙汰しております。。
最近、Facebookに力をいれております。
こちらのブログも少しずつ更新していきますので、宜しくお願いします。
さて、Facebookで ビタミンの虎 というファンページを始めました。
Facebook登録していない方も見れますが、ぜひFacebookに登録して参加してください!
宜しくお願いします!!
ビタミンB群の役割(総論)その2
大変ご無沙汰していました。最近、facebookによく出没しています。
facebookされている方(これからする方)は、是非「いいね!」ボタンを押してください。
また、友達申請歓迎します!宜しくお願いいたします。
http://www.facebook.com/uchidachiaki
さて、前回の続きです。
3)糖尿病とビタミンB群
糖代謝にはすべてのビタミンB群が関与している。
いずれかひとつのビタミンB群でも不足すると、糖代謝に異常をきたすようになり、糖尿病合併症を悪化させるようになります。
4)皮膚や粘膜との関連
ビタミンB群が不足すると以下のような状態になります。
ビタミンB2不足 口角炎、口唇炎、舌炎、脂漏性湿疹など
ビタミンB6不足 脂漏性湿疹など
ビタミンB3(ナイアシン)不足 ペラグラなど
ビタミンB12不足 ハンター舌炎、色素沈着など
葉酸不足 色素沈着、口唇炎など
5)免疫系の維持にもビタミンB群は必要
特にビタミンB1、B6、ナイアシン(B3)が重要です。
ビタミンB群の役割(総論)その3 につづく
ビタミンB群の役割(総論)その1 --妊婦とビタミンB群--
ビタミンB群についてのまとめを書きます。
いずれビタミンB1、B2、、、などの各論については、追って記事をアップしていきます。
1)ビタミンB群はあらゆる種類の酵素の補酵素として作用している。
※補酵素とは、酵素が作用するときにそれを助ける役割りのもので、補酵素がないと酵素は作用できない。
また、代謝はお互いに影響しあっています。
たとえば、ナイアシン(ビタミンB3)やビタミンB12は葉酸の代謝に必要であり、ビタミンB2はビタミンB6の活性化に必須です。
2)妊婦はビタミンB群を摂るべき
脳、神経系で特に需要が高く、その機能維持に必要です。
母親がビタミンB群を摂っていた場合、生まれてくる子供のIQ(知能指数)に差が出ます。
このため、アメリカでは以前より妊婦へのビタミンB群の補給が勧められています。
具体的には、母親がビタミンB1 2mg、ビタミンB2 4mg、ビタミンB3 20mg、鉄15mgを毎日摂っていた子供91人と母親がビタミン類を摂っていなかった子供98人の4歳のときのIQ(知能指数)を比較したものです。
結果
母親が摂っていた子供のIQ 最高150 最低75 平均101.7
母親が摂っていなかった子供のIQ 最高117 最低66 平均93.6
平均でIQが、8ほど違っています。
生まれてくるお子様のために、ビタミンB摂りましょう!!
妊娠ビタミン
1936年 彼らはトコフェロールtocopherolと呼んだ。
ギリシャ語でtocos(分娩)、phero(引き起こす)、ol(水酸基)
しかしその後、ビタミンEのもつ強力な抗酸化作用が注目されるようになり、現在では抗酸化ビタミン、若返りビタミンとして知られています。
また、トコトリエノールも発見され、
天然のビタミンEは、
α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールと、
α-トコトリエノール、β-トコトリエノール、γ-トコトリエノール、δ-トコトリエノール
の8種類が存在します。
抗不妊因子としては、α>β>γ>δ の順で効果が強く、
抗酸化作用は、 δ>γ>β>α の順で効果が強いとされています。
なお、合成ビタミンEは、天然物由来のビタミンEに比べて、抗酸化力等が格段に低下しています。
天然ビタミンE と 合成ビタミンE の見分け方
では、天然物由来のビタミンEと合成ビタミンEはどのようにして見分けるのでしょうか。
簡単にわかる方法があります。
天然物由来のビタミンE は、d-α-トコフェロール と表示され、
合成ビタミンE は、dl-α-トコフェロール と表示されます。
ビタミンEの効果
抗不妊作用をもち、妊娠の維持に関与する。動脈硬化の予防、糖尿病の合併症の予防、鉄欠乏性貧血の治療、発ガン予防、アトピー性皮膚炎の治療、老化の予防、悪玉コレステロールを減少させる 等の効果があります。
また、男性の不妊に対しても効果があり、精子形成能の改善がみられることがあります。
ビタミンEの1日の必要量
ビタミンEの欠乏症とならないためには、男性15IU(=10mg)、女性12IU(=8mg)ですが、酸化的ストレスから身を守るためには、150IU以上が推奨されます。
アメリカでは、一般的に予防的摂取量は400IU(=267mg)、病態の改善を目標とする場合は800IU(=533mg)以上 といわれています。
但し、とりすぎには注意しましょう。800IUくらいまでならOKです。
また、ビタミンCと一緒に摂ることによって、酸化されたビタミンEは再生、再利用されます。
不妊を心配されているご婦人は、ビタミンE、ビタミンC、ヘム鉄、ビタミンB群など をお勧めします。
今回は、ビタミンEの抗不妊因子のことを中心に書きました。機会をみて、その他のことも書いていきます。
ビタミンEはこちら
ビタミンCはこちら

サプリメントは必要か?
できることならば、サプリメントは摂らずに、食事だけで理想的な健康が保てれば、
それはとても素晴らしいことです。
今回は、なぜ、このブログでサプリメントをすすめているのかを説明します。
文部科学省の発行している、「日本食品標準成分表」というものがあります。
こちらには、野菜に入っているビタミンやミネラルの量が記載されています。
1951年’(初版)、1954年(改訂)、1963年(3訂)、1982年(4訂)、2000年(5訂)と出版されてきています。
1951年、1963年、1982年、2000年の変化をみてみますと、
(可食部100gあたり) 鉄分 1951年 1982年 2000年
ほうれん草 13.0mg 3.7mg 2.0mg
大根 1.0mg 0.3mg 0.2mg
にんじん 2.1mg 0.8mg 0.2mg
りんご 2.0mg 0.1mg 0mg
(可食部100gあたり)カルシウム 1963年 1982年 2000年
ほうれん草 98mg 55mg 49mg
大根 190mg 30mg 24mg
(可食部100gあたり) ビタミンC 1963年 1982年 2000年
ほうれん草 100mg 65mg 35mg
大根 90mg 15mg 12mg
以上のように、30年前、50年前と比べると、10年前の2000年の段階で 1/2~1/20以下 と激減しているのがわかります。
食事だけで十分な栄養素を補えた時代は終わっています。
この栄養不足により、不健康な状態をきたしていることに気づいている人は少ないのです。
栄養不足が原因で、精神疾患やその他の疾患になることも意外と多いのです。
このブログでは、栄養素の重要性について、これからも書いていきたいと思います。
書き始めて間がありませんが、多くの人にご興味いただいてうれしく思います。
今後とも応援宜しくお願いいたします。
なお、次回はアメンバー限定記事になります。アンチエイジングの話です。
今後、たまにアメンバー限定記事を交えていきます。
いずれ、アメンバーの方には、郵送によるピロリ菌検査の割引等も考えています。
がんに対する超高濃度ビタミンC点滴療法
前回、ビタミンCについて書きましたが、サプリメントではなく、今回は点滴でのビタミンCについて書きます。
抗酸化作用を利用しての、美容やアンチエイジングとしてのビタミンC点滴とは別に、
がんに対する超高濃度ビタミンC点滴療法 があります。
ビタミンC点滴療法はもともとは、ノーベル化学賞とノーベル平和賞を受賞したライナス・ポーリング博士が提唱されたもので、ご自身も毎日10gのビタミンC点滴をうけていたとのことです。93歳まで生存されました。
がんに対する超高濃度ビタミンC点滴療法というのは、ビタミンCが血液中にはいり、腫瘍に到達した時点で、過酸化水素に変化しています。過酸化水素水はオキシドールとして、消毒に利用されていて、みなさんよくご存知だと思います。
この過酸化水素が腫瘍を攻撃し、消失させていくとことを目標とするものです。
正常な細胞はカタラーゼという酵素が働いていて、過酸化水素を分解するので、正常細胞は傷害されません。
がん細胞はカタラーゼが働いておらず、傷害されていきます。
また、ビタミンCの作用として、コラーゲン生成がありますが、このコラーゲンが腫瘍にまとわりついて、コラーゲンバリアとして、腫瘍を封じ込め、腫瘍が成長して広がっていくのを防ぎます。
これらの作用をひきおこすための、血液中のビタミンCの濃度は350-400mg/dLとされています。
そのために、大量のビタミンCを点滴で血液中にいれる必要があります。
経口のビタミンCでは大量に摂っても血液中のビタミンC濃度は3mg/dLです。
1回め15g、2回目25g、3回目50gを点滴し、点滴直後のビタミンCの血中濃度を測定し、ご自分にあったビタミンCの量を決定します。最大で100gまで点滴することもあります。
ビタミンCの量が決定したら、状態にもよりますが、これを週に2回行っていきます。
なお、25g以上の点滴をされる場合は、日本人は稀ですが、G6PD欠損症でないかのチェックが必要となります。
G6PD欠損症とは赤血球にあるG6PDという酵素が欠損している病気で、溶血(赤血球が破壊)がおきるためです。
超高濃度ビタミンC点滴療法のいいところは、副作用がほとんどない、抗がん剤や放射線療法との併用ができる。元気がでてQOL(生活の質)が改善する などがあります。
超高濃度ビタミンC点滴療法は代替療法であり、すでに有効な手術、抗がん剤、放射線療法にかわるものではありません。手術で腫瘍が取り除けるなら手術をうけるべきです。次のステップとして考えて下さい。
注)30年ほど前に、ライナス・ポーリング博士が提唱した際に、アメリカの有名なメーヨークリニックがこれを検証し、否定されました。しかし、この検証では点滴で行われず、経口でのビタミンCで行われました。前述のように経口では血液中のビタミンC濃度はがんに効果があるほどは、とうてい上昇しません。数年前に、超高濃度のビタミンC点滴が論文がアメリカで発表され、日本でも一部の医師(点滴療法研究会 など)が始めています。
保険が使えない自費診療となります。
内田医院 (東京都江東区) での がんに対する超高濃度ビタミンC点滴療法 はこちら
お近くでの超高濃度ビタミンC点滴療法をやっているクリニック検索はこちら
ビタミンCについて
ビタミンCは体内濃度の変動が最も激しいビタミンである。 L.Pauling
ビタミンC というのは、最も有名なビタミンかもしれません。皆さんよく聞いたことがあると思います。
ビタミンCは、人、サル、モルモットでは、体内で合成できません。ご家庭の愛猫や愛犬は、ブドウ糖(グルコース)から、ビタミンCに変換する酵素を持っているため、自分で作っています。
人はビタミンCは自分で作れないため、摂取する必要があります。
ビタミンC が極端に足りなくなると、壊血病になります。
(壊血病とは、ビタミンC不足によりコラーゲンが生成できなくなり、皮膚や粘膜から出血をきたす病気で、大航海時代には多くの船員が亡くなったといいます。)
但し、現在の食生活ではビタミンCはいろいろな食品に入っており、壊血病になるほどのビタミンC不足になることは、まずないといえます。
しかし、病気でないことと理想的な健康状態とは違います!
ビタミンC の1日4-5gの大量摂取をお勧めします。(少なくとも1日に2g)
個人差がありますが、下痢しないように、1gずつくらいを、朝、昼、夕、就寝前と分けてのむのがいいです。
ビタミンCは消費され、血中濃度が下がっていくためです。
かぜを引いている時は1-2gを1-2時間おきにのむといいです。
1回に2g以上のんでも血中のビタミンC濃度はあがりませんので、回数分けてのんでください。
なお、ビタミンCは最終的にシュウ酸(尿路結石はシュウ酸カルシウムよりできることが多い)になるため、大量摂取すると尿路結石ができると危惧されることがありますが、人はラクトン環開裂酵素がなく、シュウ酸は生成されません。
そこで、ビタミンCの働きをまとめてみます。
ビタミンCの働き
抗酸化作用、コラーゲンの合成、ノルアドレナリンの合成、カルニチンの合成、胆汁酸の合成、抗ヒスタミン作用、鉄の吸収促進、濃色メラニンを淡色メラニンに還元(しみ、そばかす、日焼けの予防、改善に働く)、免疫増強、がんの予防、動脈硬化の予防、糖尿病の予防、ピロリ菌感染による胃の萎縮の改善 など
タバコを吸っても、抗酸化作用としてからだを守ってくれているビタミンC が消費されます。
コラーゲンをのんでも、ほとんどがアミノ酸に分解されて吸収されます。コラーゲンのまま吸収されるわけではありません。
コラーゲンを作るために、ビタミンC、鉄、タンパク質が必要です。
女性の方、コラーゲンを摂るのではなく、ビタミンC、タンパク質 、鉄 を摂りましょう!!
タンパク質の重要性
タンパク質は体をつくるのにとても重要な栄養素です。
筋肉、骨、血液をつくるために必要なほか、消化酵素、血液の中の免疫を司る抗体やインスリン、成長ホルモンなどのホルモンにもタンパク質が必要です。
また、エネルギー源としても働きます。(タンパク質1gあたり4kcal)
さらに、コラーゲンの生成にもタンパク質が必要 です。
では、タンパク質の1日の必要量は何gでしょうか?
体重1kgあたり、1-1.5gといわれています。
体重50kgの人で、50-75g必要です。
では、どのようにとればいいでしょうか?
ステーキでは、
牛肉100gのうちタンパク質20g×プロテインスコア0.8÷2(焼くことでの損失)=8g
生卵1個では、 タンパク質6.5g×プロテインスコア1=6.5g
きな粉(大豆)230g タンパク質10g×プロテインスコア0.56=5.6g
食事で摂ることは重要です。が、摂取できるタンパク質は不十分であることが多いと思います。
タンパク質がないとどういう状態になるのか?
必要なタンパク質は自分の筋肉等から消費されていきます
タンパク質が不十分だと、血液の成分が不足して貧血になったり、コラーゲン生成も不十分になり、抗体の成分が不足して、かぜを引きやすいといった症状がおこります
