ポートレートの考察 -8ページ目

ポートレートの考察

自分が撮影したポートレートを例に考察しています。

そのため、失敗した画像もあえて掲載しています。

前回の蒼也さんと同じ日に同じ会場で撮影した橘紫乃さんです。
2人は友達同士なので、僕も知り合いのカメラマンを誘って2対2のグループ撮影会にしました。
レポートについては下記をご覧ください。

レポート

本で読んだ知識ですが、ハイヒールは足を長く見せ、更にヒップアップの効果があるので女性に普及したそうです。
わかりにくいかもしれませんが、ハイヒールのかかとが少し上がっていることに注目してください。
肩甲骨を近づけると自然に背筋が伸び胸が張ります。つまりバストアップします。
台(実際は橋桁)に手をつくことで不自然な印象がなくなっています。
僕は階段の下から見上げるように撮影しています。
全身を撮影するときの基本ですが、下から撮影することで足を長く頭を小さく見せます。
この場所で撮影したのは、前述の台(実際は橋桁)があり、階段があったからです。
この会場を指定したのは僕で、グループ撮影会の前にこの階段で撮影しようと決めていました。
ちなに下見の時は快晴でした。つまり抜けるような青空が背景にあることを期待していたのです。

橘紫乃



メインテーマ:『体の線を綺麗に』
上記の理由により、バストアップとヒップアップ、ウエストのくびれは表現できていると思います。

サブテーマ1:『構図ー調和』
橋桁の利用、足元の赤煉瓦など調和は取れていると思います。

サブテーマ2:『構図ー背景処理』
夏だったら良かったのにと思わせる寂しい背景になってしまいました。
前景も寂しいです。
この場合は、もっと近寄って、紫乃さんを大きく切り取った方が良かったですね。

自己採点
ポージングについては前述のとおりできているので、+10点。
構図の調和もとれているので、+5点。
構図の背景と前景に失敗しているので、-20点。
目にキャッチライトが入っていない、髪の毛にエッジが立っていないのは曇り空で仕方がないので加点減点なし。
基準点の60点に加算して合計50点。

背景に移っている葉がない木はたぶん桜の木です。この会場は桜の木が多く植えられています。
桜の時期に撮影したいです。

撮影機材と条件

カメラ:ニコンD100
レンズ:50mm f1.4
絞り優先オート
絞り:f2.8
シャッタースピード:1/800
露出補正:+0.7 スポット測光
ISO200

グループ撮影した蒼也さんです。

モデルが蒼也さんと橘紫乃さんの2人なので僕も知り合いのカメラマンを誘って2対2の撮影をしました。
ほとんどの時間を1対1で撮影して、時間が来たらペアを交換するというやり方です。
レポートについては下記を読んでください。

レポート

メインテーマは『ポージング-可愛らしさ』
サブテーマ1『構図ー調和』
サブテーマ2『構図ー背景処理』です。
偶然前回と同じになってしまいました。

蒼也


メインテーマ 『ポージング-可愛らしさ』
岩に腰かけた状態で、膝に肘をついて上半身を前掲、上目づかいで柔らかい笑顔。
両手で顔を包むようにしたのは蒼也さんの発案。
それを生かして撮影したつもりです。
大人っぽい蒼也さんの可愛らしさは表現できたと思います。

サブテーマ1 『構図ー調和』
沢の水の流れを煌めきを取り入れたかったのですが、あいにくの曇り空で煌めいていません。
ソフトフィルターを付けて、煌めきではなくて、水の流れを柔らかくする作戦に変更。
ただし、問題は前掲した上半身に沢が重なってしまい、狙いを表現できていません。

サブテーマ2 『構図ー背景処理』
前述のとおり、体と沢が重なってしまい、沢が生きていません。
背景処理を失敗しました。

自己採点

蒼也さんの表情が良いこともあり、可愛らしさは表現されているので +15点
ソフトフィルターの使用によって水の流れが柔らかさはある程度表現できたけど、沢と上半身が重なって、沢が生かされていないので -4点
前述のとおり、沢と上半身が重なり、背景処理に失敗ということで -15点
ソフトフィルターを使うという努力を加点して +1点
日の丸構図に近くなっているので -5点 基準点の60点に加算して合計52点。

構図の失敗はカメラマンの技術不足ということで僕の技術不足を反省しています。
(蒼也さん自身は、綺麗に撮れていると喜んでくれました)

ビューイット撮影会で撮影した佐々木円さんです。

佐々木円
テーマは『ポージング-可愛らしさ』
サブテーマ1『構図ー調和』
サブテーマ2『構図ー背景処理』
です。

円さんが自主的に動いたポーズを撮影しました。
オブジェに手をつくことによって上半身を前掲させて上目遣い。
もともと可愛らしいモデルですが、柔らかい笑顔と合わさって可愛らしいポートレートになりました。

サブテーマの『構図ー調和』は利用した物や風景が生かされているかどうかという意味です。
『背景処理』が背景だけなのに対して、『調和』は背景以外にも適用されます。
いかに自然に撮影されたように見えるかが重要です。
この場合は銀色のオブジェなので、レフ板が写らないように気を付けました。

もう一つのサブテーマ『構図ー背景処理』は簡単に言うと通行人や車が背景に写らないように気を付けたということです。
ここは道路なので、人や車が頻繁に行きかっています。
背景に人や車がいないタイミングを見計らって撮影しました。
僕が左側に回り込んで道路と歩道の奥行きを生かしたポートレートというアイデアもあったのですが、どうしても背後に人が入ってしまうので諦めました。

自己採点

佐々木円さんの可愛らしさが表現されていることで +10点。
オブジェにレフ板が写りこんでいないので +3点。
オブジェの質感が多少なりとも反映しているので +2点。
背景に人が写りこんでいないので  +3点。
基準点の60点に加算して合計78点。
最初の掲載なので、少し甘めにさせてください。

撮影機材と条件

カメラ:ニコンD200
レンズ:50mm f1.8
マニュアルフォーカス
絞り:f4.5
シャッタースピード:1/125
スポット測光
ISO160

レポート
ビューイット撮影会

佐々木円さんのブログ