メルボルンでの勝利から3日が経った8/15
私は西オーストラリア州のパースにあるカジノホテルに訪れていた。


上の娘はどうするかな?と思ったが、旅行の疲れか?部屋で休むといい、私は1人でカジノに足を運ぶことになった。


当時は南半球最大級のカジノと言われたバーズウッドカジノであるが、稼働しているバカラテーブルは6〜7卓(min100、200、300ドル)。ローローラの私にとって、オープンしている卓が少なく厳しい状況である。時間をかけてテーブルホッピングを繰り返すも、なかなか上放れしない膠着状態が続く。

そのとき、私の好きな鉄板目到来!

し、し、しか〜し、口切りが逆サイドに相当額をベットし、皆がそれに乗った。な、な、なぜだ?バンカーに貼られた総額は5,000ドルぐらい。オールバンカー相手に100〜200ドルを逆サイドに張るのは自身のマナーに反する。張る場合、そこそこのベット額だと思うからだ。未だ一定額を張る心の準備ができていない私はを決め込む。


そして、結果は私の予想どおり
プレイヤー


あちゃ〜


今、席をたてば水面上で+300ドル
それで十分 喜ばしいではないか!



しかし、その時
あの時の妄想の空を見てしまった。

あの時の妄想の空とは、メルボルンでフィボナッチを展開していたら、、、守りにはいらなければ、、、といったライン(勝利額)である。そう、辿りついていないラインである。


よし!今日はやってやろうじゃないのよ


しかし、この考えは全くもってのスカ!
恐らく多くの諸兄が経験しているではなかろうか?(失礼)


手堅く、驚異的な勝率で掴んだメルボルンの勝利から転げ落ち、大方の予想どおり肩を落として部屋に戻る羽目になってしまったガーン



部屋に戻るころは日が落ちていた。見上げたパースの夜空に南十字星はなく、振り返るとただただピンクに光っていた。私がミリオンを掴むにはまだまだ遠い


カジノはあらゆる局面を想定し、適切な対応と誘惑を断ち切る強い精神力が求められる。修行が足らない。と、感じた次第である。


しかし、まだまだ、まだまだだ!明日はシンガポール マリーナベイサンズで勝負だ!


                                                             続く

追記  2022年?クラウンタワーがシドニーにできるようです。スターカジノはどうなるんですかね?また行かなくては  (笑)