納得いかない2to1baccaratで薄氷の勝利を収めた私は、マシンゲームでマーチンゲールに勤めるN君の元に行く
かれこれ、昨日から延5時間強は達しているが、最高160ドルベット3回こなして生き続け、私が訪れる少し前に、彼自身が課したノルマ1日80勝(2.5ドル×80=200ドル)に達したようです。
ならば、彼も50ドル程度溶かしてもいいだろうと、彼を半ば強引に対人カジノを経験させることにした。折角メルボルンにきてるしね
で、選んだのがクラップス
クラップスの一般的なルールを説明しよう
オープニングゲーム時パスラインと書かれた場所 にチップを置く
私が知っているのはここまで 笑
5つのダイスから2つを選び
ダイスを向こう側の壁に当てるように投げる
第1投で7と11がでれば勝ち!
7と11以外の数字がでれば、それがそのゲームのポイント(数字)となる。(厳密に書けば第1投目で2,3,12がでれば負け?正しくはないかもしれないがそんな感じだ)
第2投以降は7がでれば負け、第1投に投げたポイントがでれば勝ち
7がでない限り
永遠とゲームは続く
ゲームの途中で、特定の数字にも賭けることもできる。これも指定した数字がでれば勝ち、7がでるまで負けなしでゲームは進行する。
ダイスを投げるのは、2投目以降に7がでるまでは同じプレイヤーが投げ続け、7がでればそのゲームは終了し、新たなベット後に次のプレイヤーがダイスを投げるのである。なお、ポイントがでれば次投がオープニングゲーム扱いとなる。
と、いうことで
第2投以降7がでなければ皆がハッピー
場が異常的に盛り上がるのである。
さぁ〜私がダイスを投げる番が回ってきた。
私達は、超がつくほどの初心者であることがバレている(指定の数字に、いつ、どれだけ賭け、どのタイミングでチップを引いていいのか分からなかったので、オープニングゲーム以外でチップを賭けることができなかったのである)
このため、ディーラーが聞いてくる
お前 投げてみるか?
当たり前だ!投げさせろ!
おりゃ!!
って感じで
私は、15投ぐらい投げ続けた
みんなのチップは増えた
(指定する数字に賭けているので)
私達のチップは
少しだけ増えた
(オープニングゲームしか賭けていないので)
あの日本人
なかなかやるなぁ〜
って感じで盛り上がった
私はオージー達に貢献し、
見事受け入れられた。
しかし、これは序の口であった
私の部下でもあり、大学の後輩のN君(野球部)は、とんでもないことを、やってしまうのである。
な、な、なんと
N君はオープニングゲームの度に7を出し続け
2投目以降は、7を出さないこと
1時間以上!
あまりの異常的な盛り上がりに
ピットボスが様子を見に訪れた
最終的に7がでた時は、ため息ではなく
スタンディングオベーション
(クラップスは皆んな立ってるんだけどね)
オープニングゲームに少額しか賭けていない私達でさえ300ドル弱の勝利
私達2人以外はブルーチップ(千ドルチップ)数枚を手にすることができた。
N君がシューターを務めた間、ざっと数百万円はハウスに痛手を追わしたのではなかろうか?
もし、これがカジノブロガーさんと卓を囲っていたら数千万、いや億の痛手を追わしたかもしれない快挙であった。
まさに、クラップスの神様が降臨した瞬間であった。
N君は、一緒に卓を囲んだオージー達から
Mrクラップスという称号を与えられ、チップが配給された。
そのチップ総額は、自身が勝った額よりも多くなった。
因みに、前戯を務めた私にはチップは配給されなかった。勝負の世界は厳しいのである。
彼は、野球で鍛えあげたこの右腕が、このメルボルンでようやく花を咲かせましたわ、努力は報われるんっす。おっと、portmanさんも野球やっておけば良かったんすよ。今から会社の野球部にはいりますか? と、誘ってきた。
クラップスを後にした上機嫌なN君と、その後、カジノのスポーツバーで祝杯を挙げ、もし数字に賭けるルールを知っていたら!?と、クラップスを復習するのであった。
by portman
メルボルン旅行記 続く