お休みをいただきまして、

川崎の実家に帰ってきております。



ポルコです。




おじいちゃんが入院しているため、



お見舞いに行ってきました。





おじいちゃんは、




病棟の中から、


さらに



自動ドアを通って行った先の



集中治療室にいました。





個室のような壁で区切られた部屋に、



点滴の機械と


呼吸器の機械と


透析の機械と


テレビなどは無い機械に囲まれていました。






口から管が入っているため、


会話はできません。



おじいちゃんの

入れ歯をしていない顔は

初めて見たかもしれません。





普段は

点滴に睡眠薬が入っているようなので、

ほとんどは眠っているようですが、





私が行った時は、起きていました。




といっても、

目を開けて、

私の問いかけに頷いたりするだけです。





そんなおじいちゃんの姿を見て、




なぜか涙が止まりませんでした。




今日は花粉がすごいね、

とか言いながら、

ティッシュで鼻水と涙をふいて、




笑顔でいるようにしました。





看護師さんが、


「おじいさん、口がにんまりしてて、すごく嬉しそうだよ」



と言ってくれました。






私はおじいちゃんの手を握りました。




たぶん、大人になってからは初めてです。




口に入っている管を無意識に取らないようにと、




おじいちゃんの手は、


バンドで縛られています。





それでも、


できるだけ、


手を上に持ち上げて、


ぎゅっと握り返してくれました。







片手ではぬぐえないくらいポロポロ落ちる涙を、


おじいちゃんに見えてなかったか心配です。





早く元気になってね




と言った時の涙も見えてなかったらいいなと思います。






おじいちゃんは、24時間、透析しています。



ごはんも食べれず、


大好きなお酒も飲めません。




点滴に日本酒を混ぜてもらいな!


と言った時に、少しにんまりしたのは

私にもわかりました。







朝も昼も夜も無い



おじいちゃんの24時間はどういう時間なんだろう



すごく長いのか、

すごく短いのか、




夜中に目が覚めて怖い思いをするのかな



目が覚めたとき、おばあちゃんが横にいたら嬉しいかな




私はおじいちゃんに何をしてあげれるのかな



そんな事を考えています。







そろそろ帰るねと言った時、


握っていたおじいちゃんの手の力が

さらにぎゅっと強くなりました。





私にできることは、


たくさん会いに来てあげることなんですね





無理を言ってお休みをもらって

お見舞いに来れて、

すごく感謝しています。






少ししんみりしちゃったかな




以前、


私のおしりをブタみたいと言った姪も


この春から小学生になります。




ウトウト寝ている私の顔を見て




ふと、





「お鼻がブタみたい」




と言いました(笑)




コノヤロー!笑





私はおじいちゃんに元気を与え、



私は姪から元気をもらうのです。





川の流れのように。






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