寝不足で迎えた当日の朝5時
外を見ると・・・
強風はあったが昨夜よりはおさまっていて、雨は小降りだった
天気図を見ると台風は名古屋上空はすでに通り過ぎていて、東北地方にいた
すぐに交通機関を確認する
新幹線はどうか
新幹線の駅までのローカル線はどうか
ネットで確認すると、新幹線は遅延や通常より本数は減らしているものの、運行は再開しているとのことだった

JRはさすがだ
昨夜あれほどの強風と大雨だったのに、線路の安全を確認して運行できるようにするなんて
なんてプロ集団だ
この時ほどJRの仕事っぷりに感謝したことはない
そしてローカル線は
遅延
遅延
遅延
の言葉が並んでいた
よし!
動いてる
動いてさえいれば、なんとか行けるだろう
大急ぎて身支度をする
あやにLINE
遅延が多いけど動いてる!
向かうね
あやも起きていた
私も気になっていろいろ見てたよ
会えるかな
気をつけてきてね
家を出た
その瞬間強烈な強風が頬を吹きつけてきた
まだこんなに荒れてるのか
雨は強くはなかったが降っていた
駅まで歩いただけで、靴とズボンはすっかり濡れていた
最寄駅に着くと、電車の電線も大きく揺れている
よくこれで運行してくれている
電車に乗ると、すごい混雑していた
雨の日の混んだ電車内は悲惨だ
手荷物に傘が一本増えるだけで、すごく負担になる
しかも混んでるから、お互い濡れた傘が当たったりする
湿気が充満する嫌な空気に耐えながら新幹線に乗れる駅に向かった
すでにローカル線だけでかなり疲れた
ようやく新幹線の駅に到着
新幹線に乗るなんて10年ぶりだろうか
うまく乗れるかな
とにかく一番早い時間の新幹線のチケットを買ってホームへ
へー新幹線のチケットは2枚入れるのか
JRの職員たちはテキパキと動いていた
おれがあやに会いに行けるのはこの人たちのおかげだ
本当にありがとう
ホームに上がるとまだ強風が吹いていた
あやにLINE
「8時予定の新幹線ね。でも遅れてるみたいだから、予定通りにはいかなそう」
「うん、こっちも用意してるから。」
8時予定の新幹線
遅延は出ていたが、なんとたったの5分遅れで予定通り来た
本当にJRの仕事は素晴らしい
10年ぶりに新幹線に乗った
車内は混んでなかった
自由席だったから、空いてる席を探して座る

座り心地のいいゆったりとした席
ローカル線での疲れがどっと出た
あやから
「お昼ご飯なんか買っていくよ。何がいい?」
「肉が食べたい!セブンイレブンの牛カルビ弁当みたいなやつ」
「肉ね、笑。」
新幹線の中は本当に快適だった
窓の外を見るとものすごい高速で移動している
数百キロある名古屋まであっという間に連れていってくれた
そして名古屋駅に到着した
いよいよ会える 本当に会える
↓この音声を聞くと今でも名古屋に通ったあの日々を思い出す