嬬恋から1時間ほどの、吾妻郡原町を通った。
駅チカの商店街は、もう何度も通っている。
ふと、赤いのぼりが目に入った
ん?無人販売?
よくある野菜売りかな?
建物の1Fがガラス張りになってるところをさしているらしい。
野菜売りで、建物内の無人販売だったら珍しい。なにか買っていこうかな
気になって、車を近くにとめて近づいてみる。
自動ドアのむこうには。。
野菜じゃない。
昨日製造みたいだ。
そして奥にはなぜか洋服(子供服)
ベビーカーもある。
ご自由に持っていってください、って
パンの包み紙の裏をみると、、。
なーるほどー。
福祉施設だ
最初の写真の2Fは、障害者の就労支援事務所。
そういうことねー
障害者の方たちがつくっているわけか。
で、おまけ?に、不用品の提供ってわけね。
しかし、店内にカメラとかあるのかな?
不届き者がいやしないのかしら
と、しげしげ眺めていると、ドアの向こうから女性のお客さんが。。
立ち振舞から、常連の人みたい
100円パンをいくつか手に取り、お金を、店内にある郵便ポストにいれて、手際よく近くにあるビニール手提げにいれて帰っていった。
わたしも、100円のチョコロールと、ドライフルーツパンとほうれん草チーズパンを買ってみた
障害者の方たちがどのあたりの工程を担当しているのかはわからないけれど、普通のパン屋さんとおなじレベルの美味しさはある。
こういう福祉系のお店は、吾妻郡にはちょこちょこある。(ちかくにあるたこ焼きのお店もそう)
主に製造にかかわり、販売は、健常者や、健常者とともにアシストで障害者が立っていることが多い。
無人販売、というのは新しい。
購入していくのは、ほぼ健常者であり、お店のあり方について、無人である、というのは面白いし、意図がわかる気がした。
販売は、おまけ、なのである。
そこに、福祉が表れている。
目的は、就労支援。 障害者のかたの居場所づくり、ということなのだ。
これが、店頭販売に人員をおく、ということになると、いろんなコスト、リスク、が加わってくるのだ。
売れればうれしい。
売れなくてもさほど困らない(苦笑)
。。。そういうことだ