これから就職する会社は仕事がキツいなんて聞いた

深夜2時まであったりするらしい

工期ってのがあるから当然のこっちゃ

実際親もそうだったし

けど深夜に帰宅ってのも何か楽しそう

休みの日なんて何もすることないしショッピングセンターなんてやつも俺の柄じゃない

賑やかなとこ苦手だし

蓋を開けてみないと分からないが俺もどこまでやれるかな

こんな苦労もどうってことないって思わなくちゃ

地震の被害が大きいからしばらくはそれ関連の仕事になるかも

その時は口蹄疫や火山灰でお世話になってるから喜んで働くつもり

東京からいとこが帰ってきた

1ヶ月くらい前から決まっていて職場変えるみたいやから今回は割りと長めの滞在

羽田空港は東京を出る人でごった返してたらしい

まっ

前々から東京から出るのを予定してんのならまだしも微量の放射線が怖くて逃げるようじゃね…

現地じゃ逃げたくても逃げられんのだっているって言うのに

こんなやり方嫌い

まるで他人事みたいで

長渕の唄「英二」にある

ふぬけなこの街
華の東京
空っぽの街
笑いちらかせ



ビジネスの考えもここまで来るとね…

小林で手伝い

漏電したらしい

現場は空き家

津波の過ぎ去った後のよう

借金で家のあらゆる物をカタに取られて荒れ放題だった

ただ金属は金属で家具は家具でみたいな感じでまとめられてはいた

草だらけの庭に転がったベニヤの札

「一陽来福 八百万(やおよろず)の神 北海道へバイナラ」

生々しい現場だった

中に入れば茶の間の障子の上の壁に「NOFX」のビニールテープで書かれた文字

極道にも借りてたんかな

家自体はよくある立派な住宅

庭にも石や松などがある

散乱してる物からして中高生と小さい子供とその親

焼酎瓶とビールの空き缶もあったからもしかしたらその祖父母もいたかもしれん

一寸先は闇や

何があったのかは詳しく分からないが誰でもこんな目に遭うってことを忘れずに…