先月、自分がやっている某SNS(数年間放置状態)に、見知らぬ人からこんなメッセージが届いていました。
「ご無沙汰しています。○〇です。昔、○○に勤務していて、ドラムやっていらっしゃっていたSUGARさんでしょうか?」
うん?
誰?
名前に全く心当たりがありません。
でも、昔の勤務先やドラムやってたことを知ってる?
気味が悪いので返事しないでいると、
再びメッセージが届きました。
「あっ、旧姓は○○です。」
旧姓○○?
ようやくかすかながら記憶がよみがえってきました。
もしかして、昔バンドやっていた頃、
よく面倒みていた高校生にそんな名前の奴がいたな~
自分たちが出るライブに一緒に出演したこともありました。
何故かなついてきて、いろいろアドバイスしたっけ
そこで、こう返答しました。
「ベースやってた○○君ですか?」
「そうです。覚えてくれて嬉しいです。今こうやっていられるのも、SUGARさんのおかげです。是非会ってお礼を言いたいのです」
と、まあそんなやり取りがあって、
30数年ぶりに会うことになったのでした。
場所は日本橋の裏通りにある中華のお店。
先日、WBCイタリア戦があった晩のことです。
最後に会ったのは、私が20代半ば?で、
彼は高2くらいだったでしょうか。
あれから30数年、
お互い分かるのでしょうか
結果、すぐに分かりました。
お店の前に目つきの鋭い男が一人立っていました(笑)
それでもしっかりお腹は膨れたせいで、
全体のイメージは柔和になっていましたが。
早速向こうから握手を求めてきて、
そのままお店に入り速攻乾杯です
どうやら彼の馴染みの店らしく、
飲み物や料理が手際よく出てきます。
彼の話をまとめると、5度の停学を受けたらしいのですが、私が絶対高校はやめない方がいい。卒業して東京に出てやれるだけやってみたらいい…
と、まあそんなことを彼に言ったらしいのです。
そこで、彼は何とか最下位ながら卒業して、都内の音楽系の専門学校に進学し、同時に音楽活動を続けたそうですが、結局プロにはなれませんでした。
でも、学校で学んだ音響技術を活かし、ゲーム会社に就職、さらに仲間とイベント会社を起こし、その会社の取締役として今に至っているとのことでした。
「あの時背中を押してくれたSUGARさんのおかげなんです」
確かにそう言ったような記憶はあるのですが…
なぜ、今頃になって?
彼はこう言いました。
「ある程度成功してからいつかお礼を言いたいと思って、昔の同級生などにお願いしていたら、ビートルとドラムの組み合わせのSNSを見つけ、間違いないと思った」というのです。
以前、記事にもしましたが20代のその頃にもビートル乗ってました。
そして、彼が見つけたSNSにもビー君の写真とライブの様子を載せていました。
勿論、あの時のビートルとは違いますが、
こんなこともあるのですね~
今再びビートルに乗っていたおかげです。
えっ?
20代の頃から成長していない?
そうも言えますね
そして、お互いの近況を語り合い、
久しぶりに痛飲したのは言うまでもありません。
今度は彼の主催するハリウッド映画関係の催し物に行くことになりました。
映画はあまり得意じゃないんだけどな~
まあ、これも何かの縁ですから。
来る者は拒まず、去る者は追わず…
これが私のモットーです