こんな本を図書館にて発見。




「人生下り坂 最高!」

NHKのBSでおかしなオッサンが、自転車こいでるあの番組の本です。

オッサンは、俳優の火野正平さん。

昨年、再び自転車に乗るようになってから、機会があると見るようになりました。

ゆるくて、いい番組ですね〜ウインク

そして、この本を読むと、そのゆるさの理由が分かりました。

火野正平さん自身もそうなんですが、番組の作り方そのものが自由なんですね。

まず、ほとんど台本がないみたい。
(勿論、目的地は決まってますが)

成り行きまかせの、行きあたりばったり。
取り直しもなし。

まさに、風の吹くまま、気の向くままウインク

それが良かったのか、もう5年も続いてるみたいです。

僕は、昨年初めて見ましたが、そんなに前から放送してたんですね。

やはり、火野さんの存在が大きいと、スタッフさん達も書いていました。

確かに、あのキャラじゃないと、あの番組は成り立たないかも知れません。


でも、火野さんと自転車の関係は、決して偶然じゃなかったんです。

少年の頃から大好きで、自転車のクラブにも入って走り回っていたのでした。

テレビに映る乗り方を見ていても、乗り慣れているというか、自転車に優しい乗り方ですねニコニコ

例えば、段差を越える時なども、必ずお尻を浮かせますし、後ろのスタッフさん達にも、様々な道路状況を伝えます。

そして、共感出来る所も沢山ありました。

まず、嫌なのは雨より風ショボーン

雨は、よほどのどしゃ降りじゃない限り、大したことはありません。

実際、自転車通勤してからも、雨はそれほど気になりません。

でも、風はホントに大敵ですえーん
向かい風の時は、こいでもこいでも前に進みません。
いや、進まないどころか、下がる感じ(笑)

さらに恐いのは、横風と突風ガーン

一度、風に煽られて、道路中央に流されてしまったことがありました。

あの時、もし車が来てたら……
考えただけでも、ゾッとします。

あれ以来、強風の時は、少し遠回りでも風の影響の少い道を選んでいます。

ところが、
風は強力な味方にもなりますおねがい

まさに、「昨日の敵は今日の友」

追い風は勿論ですが、そうでなくても、ほてった身体を鎮める心地よい風🍃

もう、言葉では言い表せません照れ


そして、その風に乗って、
耳に飛び込んでくる音や匂い!

特に、音に関しては、火野さんも多く語られてましたね。

鳥の声、虫の音(ね)、人々のおしゃべり、自らの車輪の音、吐く息、遠くから聞こえる列車の響き……

これこそが、自転車の醍醐味です。

だから、時々見かける、イヤホンをしながら乗る人。

もったいないな〜

どうして、外に出てまでも、人工のSoundを聞かなきゃならないの?ショボーン

そう感じてしまいます。


さあ、こんなこと書いてたら走りたくなりました自転車自転車自転車

でも、花粉をどうにかしないと……笑い泣き