4回目のリンリン放浪記。
僕の大好きな山手線をグルリと回ってみることにしました。

総距離数は、34.5キロということですが、今回は、50キロを超えそうですね。
先日の荒川線とは違って、かなり厄介だと思われます。

その理由は、荒川線のように線路に寄り添うような形では走れないこと。
なぜなら、山手線以外にも、多くの路線が並行して走っているからです。


さらには、巨大な駅が幾つもあって、行く手を遮りそうですえーん


そして、どこからスタートするかという問題もあります。
なにしろ、環状線ですから、どこからでもスタート出来ます。

ます考えられるのは、起点とされている品川駅。
それから、歴史を尊重して、新橋駅。
筋から言って?東京駅。
僕の馴れ親しんだ新宿駅……

それらも含めて、29の中から僕が選んだのは……




ジャ〜ん、
日暮里駅、
それも、マイナーな南口でした〜

全然、前のリストに載ってないじゃないか〜(笑)

ハイ、でも理由はあります。

それは、山手線のホームから、公道が近いからウインク
分かりやすく言うと、自転車を持って歩く距離が最も短いから(笑)

とにかく、ここはホームからエスカレーターに乗って、ちょっと歩くと、すぐに改札。
しかも、目の前は公道。
人も少ないし。

高田馬場駅の戸山口とも迷いました。
でも、あちらは、あまりにマニアック過ぎます。


エッ?
ここだって十分マニアック?

そうですね(笑)
まあ、とにかくお天気もいいし、
早速出発です〜自転車

リンリン音譜


アッという間に、次の鶯谷駅です。

実は、日暮里駅を出て、どちら回りにしようか迷ったのでした。

つまり、外回りの鶯谷駅方面か、内回りの西日暮里駅方面か。

でも、まあここは、自然の摂理に任せて、南口からなら、南だろうと考え、外回りにしました。
(ホント計画性なし)



ここが、鶯谷駅北口出口前の商店街です。

ショボいですね〜
確か、以前紹介した、山手線ランキングでも、堂々の最下位でしたショボーン

それも、うなずけるほど、とても山手線の駅前とは思えません。

作家の西村賢太さんが、ひょっこり顔を出してきそうです(笑)


そして、鶯谷と言えば、この一帯。



数えきれないないほどのラブHOTELです。
東京以外の方へお知らせすると、東京を代表するHOTEL街なんです。

この日も、運良く?
日曜の10時頃ということで、チェックアウトしたばかりのカップルが多数いらっしゃいましたね〜

名残惜しそうに、余韻に浸りながら歩く方々。
何があったのか、ニコリともせず黙々と歩く方々。

人生の悲哀を感じながら、それらの方々に、さり気なく暖かい視線を送ります。

そして、僕は自転車をこぐ……
(なんのこっちゃ〜)



ハイ、次の上野駅です。
ここは、もう説明は不要でしょう。
山手線の中でも主要な駅の一つです。

野球で喩えると、かつてはクリーンアップをはっていた、6番バッターという感じかな?


駅前から、西郷さんのいるお山の方を撮りました。

それにしても、なぜこの駅が上野駅なんだろうか?

だって、山の下ですよ(笑)
下谷駅が適当じゃないかな〜



そして、次へ向かいます。

オーっと、今日は、
こんな所ではつかまりませんよ(笑)

でもな〜、朝からこんなに飲んでる爆笑

横目で、チラッとながめるだけで、ドンドン進みます。



これも、アッという間の、御徒町駅です。

有名なアメ横は、この上野駅と御徒町駅のガード下付近にあります。

さすがに、自転車をこぐことは出来ず、押して通るはめになりました。
外国の方々が多かったです。



次は、秋葉原駅です。
この間は、楽でしたね。
山手線を見上げながら、その下を順調にこぐことが出来ました。

そして、秋葉原と言ったらコレ。



朝から、この行列。
秋葉原、変わりましたね〜
元々、分かりずらい街でしたが、それに磨きがかかりました。



この付近は、あまり変わってません。
お店は変わりましたが……

とにかく、駅も、そこに集まる人も混沌としています。




そして、川を越えます。

神田川です。
この日は、風もなく穏やかでしたね。


ということは、次の駅はここ。


神田駅です。

神田と言ったら、下町を代表する江戸っ子の街。

人も多く、ゴチャゴチャした町並みが残っていますが、それ故、懐かしく不思議な安心感があります。

夜には、ガード下辺りから、煙が立ち込め、沢山のサラリーマンの癒しのスポットになっています。



線路の下は、こんな感じの旧いレンガ作りが残っています。

ここは、来るたびに思うのですが、駅と街が斜めに交差しています。

どういうことかと言うと、山手線の下の道路が全て斜めなんですね〜



そして、また川を渡ります。

これは?

上を見上げると、お馴染みの首都高速道路。

東京オリンピックで、光を奪われた不遇な運命の川。

日本橋川です。
渡った橋は、新常盤橋。

ということは、間もなく山手線のクリーンアップの一角の駅です。

次へと続きます。