ぽろちんです。
今日も一日中、写真集編集やら写真の印刷やら、動画編集でに引きこもっていましたが、
こちらの映画はそんなあなたにおすすめの映画です
先週、13日の「岡村洋一のシネマスクエア」でご紹介させていただいた、
3泊4日、5時の鐘
そんな不思議な気持ちにさせられる、どこかいびつな夏物語
そこの男性諸君
キミタチ、若いころにこんな経験あったでしょう
周りの「ウェーイwwwww」なノリについていけなくて、
なかなか輪に入れず、
輪に入れるときはだいたいイジラレ役のとき。
でも真面目だから、掃除とか準備とかしっかりやっちゃう。
かわいい女の子に
「一緒に飲みに行こうよ」
とか言われて、ついついテンションあがっちゃって飲みに行っちゃうんだけど、
飲み会の場で仲良く話すでもなく、、、
がっかりして帰ってくるんだけど、また1週間後に
「一緒に帰ろ」
とか言われて、うきうきして帰って、
帰り道のコンビニでアイス買わされるんだけど、そんなことも喜んじゃう・・・
それが、この映画の知春くん。
な、なんてリアルなんだ・・・・・
見ていて思わず、
「ああああ~~~~」って声がでちゃう。笑
そんな身近な
「あるある」
「いるいる~~」
が集まって、
うわあ~~~このままじゃすべてが崩壊する
って思うんだけど、
なんだかいびつな着地をする。笑
人間のリアルなところを描いてるんだけど、
それが全然汚くなく、むしろちょっと綺麗。
「リアルな映画」
とかって聞くと、
ぐちゃ~~うわぁ~~~~ぎゃあ~~~
みたいなイメージ、ちょっとあるけど、
そういうのではない。
現実って、むしろこうじゃないかな
このくらい綺麗で、このくらいの「あぁ~~」があるんじゃないかな
どこか「綺麗だな」っておもえるのは、
喧嘩して殴り合いとかがないっていうことや、
浮気して濃厚なベッドシーン・・・とかがないっていうこともあると思うけど、
「海がすごく綺麗」
だからだと思います。
湘南・茅ヶ崎っていうと、
サザンオールスターズ とか、
青い海、ギラギラの日差し とかってイメージするけど、
この映画に出てくる海はもっと淡くて、パステルカラーのような、
小津安二郎監督が仕事部屋として使っていたという文化的な雰囲気のある、
そんな海なんです。
人間のチクチクとしたところを綺麗に描ききるところ、
27歳の監督らしいなって、共感する部分がありました
ぜひ、みなさんに見ていただきたい作品です
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