　正月気分も覚めたころ、寒中見舞いと一緒に手作りの冊子が届いた。

挿入された川柳や文面から滲み出てくるのは、正しく八十路だ。

私達も同じ路を歩いている。

ほっと和む場面もあった、猫、落花生、ヤマネのイラストだ。

察するところ、めいごさんのお子さんらしい。とても上手に描けていた。

　町内会の名簿があることに驚いた。それも捺印付きで。勿論掲載を拒む人も

いるようだが。ってことは全員に配るのかしら。興味津々。

私の町内では未だかつて聞いた事が無かったので。

　それと町内会費を集める人の話。30代半ばで子連れの男性が、挨拶もろくに

出来ないうえお金を集めて領収書の氏名も印鑑も無い、挙げ句のはては

配布物の中味も知らずに配っている。病んでいる人のようだけど

前任者との引き継ぎが上手くいってなかったのではないか。

　気がかりなことは同級生の件。私も口止めされていました。

親より先に逝く息子ほど切なく悲しい事は無い。それもあのような・・

Kさんも同じようにして息子を亡くし一年後にあとを追うようにして

逝ってしまった。カラオケ仲間でした。

　気になること。表紙の生け花の写真です。何か思惑あって圧縮したのか

可哀相で正視出来ません。添えられた栞にはちゃんとした生け花の写真なのに。

それと９２ページの黒川さんの財布です。

８０路