こんばんは

ぽりこだよ


きょうは下の娘の26回目のお誕生日でした


残業だったので

一緒に食事は出来なかったけど

ケーキでお祝いしました


我が家の定番

「シャトレーゼ」


ここまで良く生きてくれたと感謝しかない🙏´-


生まれてからずっと

病気との戦いが続いた娘


生後3ヶ月で乳児湿疹

顔が湿疹で真っ赤になり

掻きむしるから手ぶくろをはめて


生後5ヶ月で尿路感染症になり

発見が遅れたらこんな小さいのに、命を落としたかもしれない


幼稚園の頃から喘息

小学校高学年から重度のアトピー性皮膚炎になり

いろんな治療を試みたものの、良くならなく

中学生の頃は、顔面だけでなく全身膿が出るぐらいまで悪化し

制服の下はお薬を塗って包帯やガーゼで覆って

顔はマスクと眼鏡で隠して

それでも膿が染みてきて


あたしには直接言わなかったけど

多分「いじめ」にもあってたと思う


アレルギー専門の大きな病院に入院して

なんとか生活ができるようになった矢先

高校生でステロイド剤の副作用で緑内障にかかり

視野が欠損

2度の手術に耐えたものの視野が戻ることはなく

視力もどんどん落ちてくる


絵を描くのが好きな娘にとって

視野の欠損はどれだけ辛かっただろうと思います


もちろん

何度も何度も「生きていたくない!」と言われました

辛い時は「なぜ産んだ!」と言われたこともあります


「こ○して欲しい」と言われ

この子のためにそうした方がいいのかもしれないと

ダメな考えをしたこともありました


年頃なのに全身膿だらけで、寝具は毎日血まみれ

体が痒くて普通の生活もできず、精神的にも肉体的にも限界だった娘


毎日前身にクスリを塗って、汚れた寝具を洗い

娘からの暴言に耐え続けるあたし


いつ限界が来てもおかしくない状況だったと思います


娘が悪いわけでもなく、あたしが悪いわけでもなく

お互いもうどうしたらいいのかわからなくなってたんだと思います



その頃の話は

あたしも娘も口にすることはありません

娘は覚えていないと思うんですよねー




そんな娘が

26回目の誕生日を無事迎えることができ


毎年誕生日が来る度に

「今年も生きてくれてありがとう」と本人には言わないけど心の中で感謝しています


アトピー性皮膚炎はまだ患ってますし

緑内障も進行はしていませんが

いつ失明というものが訪れるかわからない状態ではありますが


自分が望んだ仕事を続けることもできてるし

ほぼ毎日定時で帰ることも出来ず

パソコン仕事なので

見えにくい目を酷使しているし

不規則な生活でアトピー性皮膚炎も良くなったり悪くなったりを繰り返してますが


それでも

自分の手がけたものが、制作されて世に出たり

なんか賞を貰ったりと認められているのは

本人もだけど、あたしも誇らしく思っています


ここまで大きくなると

あたしのできることはほとんどなく

話を聞いてあげることぐらいしか無くて


娘の誕生日の朝は

「今年も誕生日が来たなぁー

大人になったなぁー照れ照れ」と

壮絶過ぎた娘の人生を振り返る日でもあります


まだまだお仕事も頑張るらしく

浮いた話は今年も聞けそうにないのかな?



「来年もお誕生日を無事迎えられますように」と願うのでした