落ちこぼれ銀行員ブログ

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金融業界に身をおいて早7年!
これまでの経験をゆるーく書いていこうと思います。
よろしくお願いします。

Amebaでブログを始めよう!

はい。すごい久しぶりにブログでも書きます。



ようやく仕事がおちついてきたので、それで。




前回の続きで保証協会の審査でも・・・




保証協会は実は都道府県ごとにあって、それぞれ商品も違います。




これは分かりませんが、審査の基準なんかも違いますので、自分のよく知っている埼玉県信用保証協会




について書きます。





まず、最初保証協会の意義から




基本的には中小企業の支援・育成を理念としていることです。




だから基本的には断るのにはなにかしら理由がいるということです。




もちろん、ある程度の実績は必要ですが、無理のない資金調達であれば、保証協会は否決されにくい




ということは覚えておきましょう。




以下が最初に融資を受ける際のポイントです。




①法人・個人に過去保証協会の保証債務や倒産実績等がないか




すべての都道府県の保証協会はつながっていて、照会をかけると過去の実績等が調べられます。



設立時からの現在までの情報を調べられ、過去の倒産情報や、代表者が過去他の法人の代表者であっ



た場合にも調べられてしまいますので、注意してください。



②営業実績があるか



営業所の確認はもちろんのこと、通帳の写し等を提出し、取引の実績の確認を求められます。





③取引に必要な許認可が取得できているか



建設業の許可証等必ず提出を求められます。




以上が最低限必要な条件になります。




もちろん0から会社を作る際に融資を受ける方法もないことはないですが、非常にハードルが高い




のでまた、別の機会に。




次回は融資金額について書きます。













今日は融資取引の最初について話ていきたいと思います。

さて、私が最初に銀行に入った時、銀行は当然、直接融資を行っていると思っていました。

でも実は全く違うんです!

実は多くの融資に保証協会という組織をはさんで融資がおこなわれているんです。

これは知ってるかたもいると思いますが、融資が焦げ付いたとき代わりに返済してくれる機関です。

銀行ってほんとにずるいなぁと笑

この組織をはさむと当然保証料というものがかかります。もちろん借りる側の負担です。

企業の財務内容にもよりますが、大体1%前後。大きな負担ですよね

会社を作って初めに融資を受けようとする場合、まず100%といっていいほどこの保証協会の利用を打診されると思います。

だからこの保証協会の審査がおりないと銀行からの融資は出ません。

次はこの保証協会の審査について話したいと思います。
みなさんよい休日を










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今日は予定変更してちょっと違うお話を。

私が銀行に入って一番変だなーと思ったこと…
それは預金担保。


読んで字のごとく、お金を借りるのに預金を担保にいれるということです!

???
じゃ借りないで預金使えばいいじゃん!

まったくそのとおりです。
でもこの預金担保。いまだにかなり利用されています。

もちろんメリットがある場合もあります。
代表者の預金を担保にして法人が借りることで、法人と個人の分離を図るとか。
住宅ローンなんかの場合優遇税制がありますし、特に一時流行った預金分の住宅ローン金利0なんかの場合ですと確かにメリットあります
ま、あれは担保ではないですが


しかし、特に法人の場合単なる金融機関との良好な付き合いの為という意味合いが強いような気がします

某政治家の事件でもこの預金担保使われてましたが、理由は私もよくわかりません。


まぁこんな借り方もあるってことで

それじゃまた





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