はやくも禁断症状がでてきた。
やたら夢の中に食べ物がでてくる。

昨日誓ったばかりなのに、もう無駄な飯を食べてしまった。と、かえすがえす自分のふがいなさにウンザリしながら目がさめた。

夢でよかった。
と思うのと同時に、もう食べて楽になろうよ、という悪魔のささやきが耳もとで聞こえてきた。

強靭な忍耐力で冷蔵庫から水だけを取り出し一気飲みした。
他のものは見ないでただ一点水の位置に集中した。

もしその場所に「鎌倉ウインナー」や「ヤマサのちくわ」などが立っていたら、一緒に取り出してしまったろう。

夕べはハヤシライスだったので、今夜はまかない何にしようと考えると、空腹感が最高潮に達し、足でもちぎって食べるかと、タコのようになっている。

お腹に「さなだ虫」飼いたい。
ヤフオクで売ってないか?

ロシアの美人すぎる工作員のおかげで不眠と過食に病み、すっかり本稿の題名である店のまかないを書くのを忘れていた。

日曜日…タイカレー

火曜日…冷やしとろろそば、混ぜご飯

水曜日…ハヤシライス

でした。

今夜は和風であっさりいこ。
今日から気合い入れ直してダイエットするし!
今朝も寝る前誓った事がある。
「意味の無いひとり飯はやめよう」

ほぼ1日おき位に誓うのだが、昼過ぎまで眠り、目を覚ますとすっかり忘れている。

「おっとボケボケしてると銀行がしまる」

と、起きた状態からジーンズオンで部屋をあとにする。この間約1分、さらに1分後には、愛車クーペフィアット(通称チッチョリーナ)に乗り込みエンジンをかけ、サングラスを開いている。

前回のグランプリの小林ラストラップを思い出させるオーバーテイクを重ねながら銀行へ向かう。


1分で用事を済ますと、吸い込まれるようにラーメン屋、一番遅く入ったにもかかわらず、一番先に勘定を済ます。

あり得ない。

店の選択とメニューの選択、両方をミスった自分のバカさ加減にうんざりしながらバックで車を出そうとしたらエンストした。

見栄をはって、左足がクラッチを踏み込めるギリギリまでシートを下げていたからである。

前から乳母車を押して歩いてきた美人お母さんに気をとられたのかもしれない。
いずれにしても動揺している。


落ち着くために、牛丼を一気飲みした事は、あまり公表したくはないが、チッチョリーナはすべて知っている。