3月23日から当初3週間の予定でロックダウンが始まったイギリスですが、延長されて現在5週間目に突入しました。

我が家では、旦那さんの仕事は3月上旬から会社の方針で自宅勤務開始。私はロックダウン1週間前からリスク軽減のためシフト制で出勤日が縮小からの職場閉鎖。ジェームズさんのナーサリーは3月20日から他の学校と同時に閉鎖(一部の子供を除く)となりました。

 

日本で感染者が増えてきた為に一時帰国を泣く泣くキャンセルしたのが2月中旬。ところが3月中旬からはイギリスで感染者が瞬く間に増え、私たち一般庶民を取り巻く環境も大きく変化し続けた毎日でした。

特に学校閉鎖に関しては3月上旬から時間の問題とされていたとはいえ、3月18日水曜日夜に正式発表されてからその金曜日の夕方には全ての学校が閉まるという急展開でした。

 

ジェームズさんはまだナーサリーの年齢なので学業に影響はありませんが、お勉強が必要な年齢の子供たちには毎日親がホームスクールングしなければならず、共働きの親は自宅勤務しつつ子供の勉強を手伝って食事も毎食用意して本当に大変な毎日だと思います。

 

うちの場合は、旦那さんが元々家で働くことが多いので自宅勤務環境は整っており、またコロナに直接影響を受ける職種でもないので通常通りプロジェクトをこなす日々です。

私はというと、自宅勤務できる職種ではないので、政府からお給料の8割をもらいつつ自宅で専業主婦をしています。

コロナの影響で収入が途絶える雇用者に対して6月末までは政府がお給料の8割を負担(上限あり)してくれるのですが、これは本当に太っ腹だと思います。

私のようなイギリス国籍を持たない人や、永住権さえないワーキングホリデーで働いている人にでさえも出すというのだから、凄い。

 

変な話、ジェームズさんのナーサリーは園が閉まっている間のお月謝は無しで良いとのことなので、ざっくり言うとナーサリー代はかからないのに私のお給料は入り家計がプラスという変な現象が起こっています。

 

 

ジェームズさんはというと、週3でリズムよく通っていた大好きなナーサリーが突然なくなって寂しがるかなと思ったのですが、全然。

それどころか、毎日マミーとダディーとずっと一緒に過ごせることがすごく嬉しいようで、まるで自分が世界の中心かのように楽しんでいます。

 

学校開始が6月1日からかもしれないという話は出ていますが、正式な発表はまだです。

他のヨーロッパの国々が少しづつロックダウンを緩めてきているのでそういう流れなのかとは思いますが、ロックダウン解除のタイミングを間違っての感染者数再爆発が一番怖いので、ご本人もコロナで一命を取り留めたボリスさん、慎重になっているんだろうなあと思います。

 

イギリスのロックダウン、ルール違反したら罰則ありです。

国で統一して即ルールを設けられるのは、このような緊急事態時には有効ですね。