計画無痛分娩にて出産する過程で
いくつかトラブルがありました。



・骨盤の向きが悪く吸引分娩
・麻酔が上手く効かない
・血圧が下がり赤ちゃんの心拍も下がる
・38.6℃の発熱



骨盤の向きが悪かったのは
私自身の問題のため、
無痛分娩は関係ありませんが、
おかげで中々産むことができず、
多分100回くらいいきみました。
 
「吸引してみてダメなら帝王切開しよう」

帝王切開の準備と共に吸引開始。
身体ごと持ってかれるくらいの力。
赤ちゃんの頭取れちゃうんじゃないか
って心配になるくらいでした。

これで出てこなかったら、
会陰切開しておいて更にお腹を切るハメに
なるところだったので、
出てきてくれて良かった。

「これだけの難産だから
あなたは無痛分娩を選んで正解だった」

先生にはこう言われました。

麻酔が無ければ、
あんなに長い時間耐えられなかったかも。




ただ、普通分娩の人よりは痛みが
マシだったものの、
あまり麻酔が効いていない状態でした。


今回1日目で産まれず、
2日にまたがったのですが、
背中にチューブを入れたまま寝たせいか、
2日目に少しずれてしまったらしく、
麻酔が上半身に流れていました。


保冷剤を肌にあてて冷たさを感じるか
チェックをするのですが、
胸のあたりが麻痺していて、
下半身は保冷剤の冷たさにびっくり!

これではいけないと、
身体を起こして麻酔を下半身に流す事に。

しかし、ここでもう一つのトラブル。

身体を起こそうとした瞬間、
血圧が下がってしまったのです。

意識が遠のき、
このまま台から転げ落ちたら大変と思い
背もたれに思い切り寄りかかると、
助産師さんが異常に気づいてくれて、
電話?で何か話していたようですが、
この先はあまり覚えておらず、

気づいたら5人くらいに囲まれて
酸素マスクつけてました。

「赤ちゃんの脈戻ったからね!」


え?
脈下がってたの?!

何が起きてたか分かっていなかったので
ある意味心配せずに済んで良かったのかな。


ついでに熱も出ていて、
本格的にいきみ始める前が38.6℃
と言う事はMAXはもっと高かったはず。
麻酔をすると熱が出る事は珍しく無いらしいのですが、
赤ちゃんの負担になってしまうそうです。


血圧は下がるし、体温高いしで
とにかく早く出してあげたいのに
骨盤の向きが悪くて出てこれない。


そんなわけで
あまり時間をかけるわけにもいかず、
とんでもない勢いで吸引分娩を行いました。

産まれてすぐは頭が真っ赤だし
とんがってましたが、
赤みは1週間で消え、
形も1ヶ月も掛からないうちに丸くなりました



会陰は吸引のため縦と横に切りました。
切った瞬間はお腹が痛すぎて、
まったく気になりませんでしたが、

問題は縫う時でした。

麻酔が効いていなかったので、
普通に痛い!!
先生にお願いして局所麻酔をしてもらいました。


次の日に麻酔科の先生が
わざわざ部屋までお見舞いに来てくれて、
「会陰縫う時痛かったんだね。
ちゃんと痛みを取ってあげられなくて
ごめんなさい。」と謝ってくれました。


でもわたしは無痛分娩を選んだ事を
後悔なんかしてないし、
先生の事を悪く思ってもいません。


結局大切だったのは
産む前に「無痛分娩できる!」
っていう安心感だったんです。


痛いのが怖いくせに、
陣痛ってどんなもんか気になる
という好奇心もあった為、

安心感と多少の痛み、
両方得られて良かったと思っています。


そう言えば吸引分娩をする前に
先生が手の空いてる人全員来て!!
と連絡したせいで、次から次へと人が来て
右からも左からも助産師さんが励ましてくれ
他の先生がお腹を思いっきり押してくれてて
とんでもない密でした。

最終的には10人くらいいたのでしょうか。
大勢の人がおめでとうと声を掛けてくれました。

コロナ禍で残念ながら
夫の立ち合いはありませんでしたが
沢山の人に祝福されて、
今のご時世ではとても贅沢ですよね。

本当に大勢の人が助けてくれて
今があるんだと思うと、
どれだけ感謝してもしきれません。


もし第二子を授かったら
またあの総合病院で産みたいです。