ご無沙汰しています
ももいちは、先日3才になりました
お着替えするよーー!と
ズボンを持って追いかけている暑い朝
町内放送がかかったので
窓を開けると
蝉の声と一緒に「広島」の響き
青い空に胸がぐっとなりました
ももいちが背伸びして、窓のサッシに捕まって
「ママ、なんて言ってるの?」と。
ももいちの両手を合わせて
黙祷して
こんな朝を過ごしていただろう、当時の広島を思いました
なんて伝えようか
言葉が口をついて出る
「ももいちも、ママも、じいじも生まれる前にね。
広島に爆弾が落ちたんだよ」
「たっくさんの人が、死んじゃった
大きな火事みたいに、あちちで痛い痛いって死んじゃったんだよ」
伝わるのかな、と。
え、という顔で固まりながら
「どうして?」とももいち
「飛行機が飛んできて、爆弾が落ちたんだよ」
というと、
「どうして? どうして爆弾おちちゃったの??」
と言うから
「落ちたんじゃなくて、落としたんだよ」
と伝え直した。
えっ、とまた顔が固まって
「なんで?だれがおとしたの?だれ?わるい人?」
もっと意味がわからないみたい
そうだよね、ママもわからない
ぎゅっと抱きしめて
「なんでかなぁ?
悪い人だったのかなぁ…ママわからないよ」
「あちちで……なんで?
もも、みんな死んじゃわないでほしかった」
ももいちがポロポロ泣き始めて
そうだね、そうだねと私も涙が出ました
こんな子どもがいるご家庭があった
きっとこんな暑い晴れた夏だった
いってきますとか、いってらっしゃいとか
そんな普通の朝だったはず
なんで、どうしての日だったんじゃないかと
私は思う
拙い説明でも3歳には伝わった
そんなこの子の時代も、
この子の孫の時代も、ずっとずっと平和であってほしいと思った朝でした