「この人は私がいないとダメになる」というのは共依存ではよくある感覚ですが、相手の自立を妨げているのは実は自分だったりします。
本当は人間ドラマの波乱に巻き込まれているだけなのにそれに気付かずに「この人を支えなければ」と執着してしまうと、相手も「自分がどのような状態でもこの人は寄り添ってくれるんだ」と感じて依存してきます。
これを「共依存」といいます。
世話を焼くことで相手よりも優位に立ったり、頼られることに自分自身を肯定しようとするのです。
気付きにくいのが「隠れ共依存」です。
これにハマっている人はむしろ、「依存させるつもりもないし、依存されたくもない」と思っています。
しかし無意識のうちに依存させるような行動を取り、相手が依存してきている事に嫌悪感を示したり、重荷に感じながらも、その状態に依存しています。
「自分は距離を保とうとしているのに、それでも相手は自分に頼ってきている。依存されている。」ということに快感を覚えていたり、頼られる存在であることに価値を見出しているのです。
そして離れられなくてズルズル人間関係を続けてしてしまう…というわけです。
離れたとしても罪悪感がつきまといます。
私もかつて経験があります。
霊的成長に欠かせないのは、「自立」です。
泳ぎ方がわからない人が溺れた人を救う事はできません。
一緒に溺れてしまうからです。
「一緒に溺れる」というのは現実世界では、「波乱の人間ドラマ」として現れてきます。
誰かトラブルメーカーになる人がいて、その人に振り回される…皆さんもそんな経験はありませんか?
スターシードは狙われやすいので、気を付けないと周りをエネルギーヴァンパイアに囲まれかねません。
それをいち早く察知して、エネルギーヴァンパイアには近づかないことです。
自分がエネルギーを奪われるどころか、無意識のマインドの自動操縦に陥ってしまって、自ら他人からエネルギーを奪ってしまうことにもなりかねません。
私達スターシードは、貴重な時間と生命力を、霊的成長とアセンションのミッションの為に費やさなければなりません。
波乱の人間ドラマに興じている場合ではないのです。
それには識別力でそのような人と関わり合いになるのを回避し、自分の波動を上げることで出会いを変え、建設的な相手との共同創造に入っていくフェーズにシフトすることが重要です。
波乱の人間ドラマに巻き込まれていたら、自分がどういう状態なのか、チェックした方が良いかもしれません。