引用:リサ・レネイ 信頼性の認識を操作する - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

 

 分割と統治の戦術が長期的に成功するためには、支配者が代表者として行動する内部サークルを見つけ、征服したい人々のグループに対する信頼性の外部認識をコントロールすることが重要になります。

 支配者は、人々の考え方を征服し、コントロールする為には、信頼性と社会的影響力が必要であることを知っています。

 

 信頼性とは、信憑性がある・評判が良い、又は物事の表現が真実・本物、又は真正であると受け入れられる性質のことです。

 大衆の信頼性の認識をコントロールする為に、支配者は、マーケティング・広告・プロパガンダによって意図的に作られた名声・富・有名人を介して、信頼性を演出する派手な商業的外観を導入しました。

 大衆の信念システムは、背後にある本当の動機が何であれ、広告キャンペーンや社会的影響力が彼らに伝えていることが信頼できると思い込むように形成されています。

 

 その人物のイメージが有名であればあるほど、由来のある名前のイニシャルが多くなり、より多くの富を持っているほど、どういうわけかその人は、まるでその発言が重要であるかのように、信頼できて影響力があると見なされます。 

 これに大衆が従属しますが、多くの場合メリットはありません。

 

 支配的・自己愛的、又は表面的にカリスマ的な人格を、強力な権威、専門知識、富にアクセスできる望ましい特性として描くことによって、これらのタイプの人々は、その本当の性格や舞台裏での実際の行動がどのようなものであっても、即座に信頼できると仮定されます。

 

 CEO・営業マン・暴君・スピリチュアル指導者・科学者・著名人は、信頼性というのは、他者からどう見られているか、そして信頼できるとされているどの組織に所属しているかのみによって測られ、何が正確で何が真実であるかは、実際には問題ではないことを知っています。

 

 彼らが信頼できると認識されていても、結果の伴わない非倫理的な行動を日常的に行っている場合は、真の信頼性や利点を構築する手立てはありません。

 これは、職場でサイコパスが急激に増加している原因であり、逆転した制御システムを管理する為に推進されているものです。

 実証された行動による信頼性は職場では重要ではなく、統治で実際に重要なのは、よくマーケティングされた信頼性の認識だけです。

 

 これは、主流メディアやニュースが、支配者層の管理体制からはみだした人や組織を攻撃する為のマーケティングキャンペーンを実行する理由です。 

 支配者は、標的となった人物を攻撃する為に作り話を流布したり、真実を再構成して、公衆の信用を失墜させることが、公衆の認識を妨害し、評判を破壊する方法であることを知っています。

 

 信頼性の認識を操作する為の広告キャンペーンとして、支配者が主流メディアを使用して行われていることは、正確な情報や真実の情報が何であるかを完全に無視しています。

 肝心なのは、権力構造とその計画に奉仕する人間の代表者が大衆にどのように認識されているかであり、彼らの物質主義的な富・権力・他者に対する支配が維持できるるかどうかです。

 

 そのため、権力欲の強い人は、個人的な功績や実際の信頼性よりも、感情的な操作によって信頼性を高めようとし、誤った印象やカリスマ性によって他人の好意を得ようとするので二枚舌になります。

 カリスマ性のある人は、自分の利己的な目的を満たす為に、魅力と誘惑を使って表面的に他人を操作する傾向があり、それが欺瞞的な人の特徴です。

 この種の人は、他人に自分の欺瞞を信じさせ、自分が望むものを手に入れる為に、真実ではない場合でも、あたかも真実であるかのように振る舞います。

 

 ほとんどの人は、カリスマ的で好感の持てる人が面と向かって嘘をついているとは信じたくないし、操作者は実際にそれが真実であるかのように振舞うので、他の人は彼らの欺瞞が実際に真実であると思い込むでしょう。

 明らかにそれは真実ではありませんが、彼らはそうであるかのように振る舞っているだけです。

 これがソシオパスの妄想的な行動です。

 

 権力者が、他人の信頼性に対する外面的な認識をコントロールする為に使用する操作戦術と、それが他者に社会的に影響を与え、制御する為にどのように使用されるかを認識することは、自己認識と潜在意識下で自分に影響を与えるものに注意を払う訓練になります。

 

 権力や影響力を得るために、どんな手段を使ってでも説得や誘惑、条件反射的に操作のテクニックを使うカリスマ的な人々は、信頼できる人でも倫理的な人でもありません。

 

 特にマーケティングキャンペーンにおいて、他者が意図的に、あるいは無意識的に自分に影響を与えているかに気づくようになると、他人が自分を操作して何かをしようとしている時に、対応方法を意識的に選択できるようになります。

 自分の力を取り戻し、自分の意図と同意を完全に認識する為には、他人から衝動的な行動で操られることを許さず、より大きな真実を見て、自分の内なる導きに耳を傾けるようにするべきです。

 

 分割と統治の戦術は、人々が、闇墜ちした無能な人々に、自分の権威・権力・影響力を簡単に明け渡してしまうように設計されています。

 闇墜ちした人々は、支配者の逆転システムを維持する為に、意図的に権力を与えられています。

 この腐敗したシステムは、市場の認識を巧みに操作することによって生み出された信頼という幻想を、多額の広告費によって支えています。