「スピリチュアルな虐待行為」とは、その人が本来の力や光を取り戻す為の情報を与えるのではなく、「あなたはもう覚醒している」「助けてあげられるから大丈夫」という慰めの言葉で安心させ、依存させる行為です。

 

 セッションを受けた人に「ネガティブな霊を追い払ってあげた」と言いながら、もしその人がネガティブ存在との交流の中で精神的・身体的な症状が出ていても、「覚醒症状」として扱います。

 例としては、「自分が急に意味不明な言葉でしゃべりだしたけど、遠くの意識からそれを見ていた」といった場合にそれを「覚醒症状」として扱いますが、自分の意識で身体をコントロールできないなら、実際それは「憑依」です。

 又、精神的な混乱状態で見た幻覚を「神秘体験」として扱っている場合もあります。

 そのようなスピリチュアル系や宇宙系のコミュニティでは、精神的な分裂・魂の層の断絶や断片化を抱えた人で溢れ返ってる現状があります。

 

 ネガティブエイリアンの事を言っていても、「ネガティブエイリアンの攻撃から身を守る為に、スターシード同士で集まって団結しよう」と、自分のコミュニティに誘い込む為の餌にしたりします。

 リーダーをコントロールしているのはそのネガティブエイリアン勢力であり、彼らはその存在を知られるよりも、人間が本来の力を取り戻し、自分達が地球上から追い払われる事を懸念しています。

 ですから、最近ではネガティブエイリアンとの対立構造を装いながら、実はそのコミュニティを支配しているのはその勢力だった、ということが増えているようです。

 

 その人が幻覚を見たり憑依されたりして、精神的に分裂したり、魂の層が断片化していても、スピリチュアルな虐待行為では見過ごされます。

 例えるなら、子供に対するネグレクトです。

 

 しかし私達はもう子供ではありません。

 体の症状や感覚的に「何かおかしい」と感じた場合は、その感覚と向き合うことを優先し、その感覚を安易に他人に委ねないようにしましょう。

 スピリチュアルな虐待行為をする人は、そういった依存心をターゲットにします。