スピリチュアルコミュニティや信仰宗教の中で、教祖やリーダーが何かの物品を信者に売りつけたり、信者同士での物の売り買いや宣伝活動を推奨しているところもあります。

 

 私が15年程前に経験したのは、教祖が入浴剤を「〇〇に効果がある」と言って3万円ほどで信者に売りつけていたのですが、陰で「高い方が効きそうな感じがするし有難がって買うでしょ」と言っていました。

 「それは薬事法違反ですよ」と言ったんですが、信者から搾取することしか考えてなかったようでスルーされました。 

 

 インターネットが発達していなかった時代は小規模なコミュニティ内でそれが行われていましたが、今やインターネットビジネスも発達して、オンラインを使っての商売にまで発展しているようです。

 

 信者同士の商業活動による交流は、教祖やリーダーにとっても有益なものです。

 なぜなら、信者の商売を介して、そのコミュニティに他の人を引き込んだり、商業的な繋がりで関係を保つことができるからです。

 

 そういった形で、コミュニティ内で独自の経済圏が出来上がっている事例も多数あります。

 彼らは「経済的に豊かになる」ことが魂のブループリントの実現だと思っており、コミュニティ内での商売がうまくいけば、霊的に進化したという錯覚を起こします。

 

 それはもはやスピリチュアルコミュニティの本来の姿ではありませんが、このアセンションの時代に、スピリチュアルに目覚め始めたスターシードをターゲットにして、霊的進化を横道にそらす為の妨害が多数仕掛けられているのです。