まるで、懺悔のように、血が止まりませんでした。
誰も居なくなったはずの下腹部が痛み、重く、波打つように血が流れ出しました。
一週間、落ち着いたかと思わせては流れ・・・・・・・・。

少しでも忘れることを責めるように、月の満ち欠けのように、
血が満ち引きを繰り返しました。

あまりにも血が出るので、このまま死ぬのかもしれないとさえ思いました。

血が流れるのをやめると・・・・次は涙が止まらず・・・
その後、二週間は泣いて暮らしました。
私の子に対する懺悔というよりは、自分の滑稽さに絶望していました。
あの日々は、私の今までの人生の中で、最低で最悪の期間でした。



どこから、始ったのでしょうね。

歩み始めは、ただの目眩でした。
あの日、私は就職活動中の身で、期間限定で、その会社に入っただけで。
なんとなく、流れで会社の中を案内されて、
たいして興味も無っかったのにね。
でも、初めてアノ人に会った時は覚えている。
目が離せなかった。
何かあると思っていた。

今日は、私の記念日です。
泣いても良い日です。

五年前の今日、私の子供が死にました。

私の意図によって。

最悪な女。

今日という日を、私以外は覚えていません。
可哀想な私の子。

あのとき、
私は、
恋をしていて、
その為に、
私の子供は、邪魔でした。

若い私は、恋のことしか考えていなかった。
その償いを、一生かけてもしなければいけません。