これといった才能もなく

誇れるものなどない

ここぞとばかりに

努力した思い出もない


僕はそんな僕を隠すように

生きていたのかもしれない


淡々飄々と過ぎる毎日

焦りは感じるものの

なにに対してなのか

具体的には言い表せない

僕は自分本位であって

僕は僕を魅せるため

僕に向けて芸術を語り

僕はそれを

子供じみたナルシシズムだったと

酷く反省してる


乏しい表現力と

乏しい社会性が

僕には同位していて

そう

ようするに

僕は空っぽだったって事

特化したものもなけりゃ

悲しく辛い過去もない

温かい家庭に生まれ

僕は愛されて育った


なのにもかかわらず

ときおり絶望感にさえなまれるんだ

自慰をした後のような

虚しい気持ちになるんだ

この感情を

伝える術を表現者たちは

知っているのだろう


僕はそれを

指を加えて羨む事しか

できないでいる


都会には

大きな大きな建物が

乱雑に立っていて

そこには

沢山に

溢れるほどに

うごめく僕達がいて

二酸化炭素が沈下して

息苦しくて

この場所に閉塞感がでて

二度とは会えない

興味も抱けないあなたが

僕とすれ違う

そう

あなたに興味もない

あなたもそうなんだろう

僕なんかを知らないで

これからを賢明に生きてくのでしょう

ご飯をたべて

性交渉をして

明日も元気に頑張るのです

無理矢理とすら思う

日々進化する都会を

明日も頑張って

行き交うのです
暗がり公園

ニュータウンの外れから

都会がピカピカって

街灯よりも輝いてる

微かな生活音

最近は風も冷たいから

悲しく聞こえた

空間的主観は

なんにも捕らえないのさ

野良猫のテリトリー

侵入者の僕を

ちょっとだけでいいから

居させてください