毎日ものすごい湿気と蒸し暑さが続き、我が家のあまり調子の良くない鉢バラ達が心配でなりません
しかしここ数日少し暑さが和らいでいるせいか、2番花が終わってそういう時期なのか、新芽は続々と上がって来ています。
新芽が出ているのは嬉しいのですが、どれもか細い枝ばかり
これは花後剪定の際、枝1/2辺りの長さで切り戻さず、花首程度で切り戻してしまった結果です
「夏に花を咲かせないなら、花首近くで切ってしまって、葉を沢山残しましょう!」
という教えを取り入れたのと、
暑さやハダニで下葉が大分落ちてしまった為、枝を短く出来なかった
という事情も影響していました。
「下葉が戻れば夏剪定で少し短く出来るし…」
なんて事も考えていました
…甘かった
細い枝からはヒョロヒョロの枝しか出て来ませんよね。
そして、頂芽優先の法則に従って、中々下には枝や葉は出てこない。
「いっそ、短くしてしまおうか!」と思いますが、経験がないので怖くて出来ません
この後、梅雨が終われば猛暑となり、栽培下手な私の鉢はきっとみんな成長をストップさせてしまいますよね?
…判断が遅かった
判断が遅かった件がもうひとつ。
シュラブのシュートのピンチをしなかった
ダフネ、オデュッセイア、シュリンクス、シャンテ・ロゼ・ミサトなど、アーチやトレリスに誘引してつる仕立てにしたかったのです。
なので、
シュートはそのまま伸ばしていました。
でもね、私の身長くらいの高い位置や、あるいは結構低い位置から、ほうき状に枝分かれしてしまっているんですよ
「花が咲き終わったら、ほうき状の枝分かれ箇所の少し下で剪定」
と聞いたのですが、そんな事をしたら短くなって伸ばした甲斐が無くなったり、せっかくのイキイキとした多くの葉っぱを失うことになります。
それに、どれも極太のシュートなんです。
「これ、ホントに冬に曲げられるの?」
と、思うのですよ。どれも硬い枝の品種ばかりで、それの極太枝ですから
これらは地植えですので水やりが下手くそな私の影響は少なく、まだ下の枝にも葉は残っているのですが、やっぱり上部にエネルギーが集中してしまっています。
あらかじめ知識としては聞いていたんですけどね、「つる仕立ては伸ばして良い」が頭から離れなかったんです
この記事を読んで、「あーあ」とお笑いになっていらっしゃる方が殆どですよね?
ホントにそうなんですよっ!
経験がないって、本当に困りますよね。
とりあえず極太シュートは、ほうき状の枝分かれの下で切ったり、ほうきの枝を2本程度残して切ったりしてみました。(遅いよねっ?!)
急がば回れ!
もう秋にどうなるかは神サマに任せて、自分が納得する選択をしました
正しくなくてもこれが経験になるのでしょうから。
でもね、元はと言えば、お礼肥をやらなくて株を弱らせたり、ハダニに油断して(対策はしていたんですけどねぇ)、大量の下葉を落としてしまった事が全ての元凶なんですよね
(梅雨なのに36度とか37度の気温って何?!)
春の失敗が秋まで影響してしまうなんて、
ホントにバラ栽培ってオソロシイ
唯一救われているのは、薬剤散布をしているせいか黒星病はまだ発生していない、という事です。
(明日はどうなるか判りませんが)
本当にこんなに大変な思いをしているのですから、
「少しは秋にマシなお花を見せてくれないかなぁ」
と心から思います
今日もこんな失敗談を最後まで読んで下さって、ありがとうございました😊
懲りずにバラ栽培を頑張ります…。