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赤ちゃんの心拍がよく下がる

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赤ちゃんの心拍は下がったり通常に戻ったりを繰り返し、ようやく34週を迎えました。

あと1週間頑張ればとりあえず、この病院で出産することができる

主治医や助産師さんたちと、正期産までもう少し！
頑張ろう！と意気込んでいた日の20時ごろのことでした。

やけにお腹が張る…。

何か嫌な感じがしてすぐにナースコールで看護師さんを呼びました。

しかし、まさかの看護師さんには

「今日で34週だから、お腹も張りやすくはなってくるから暫く様子を見ておいてください〜」

とのことで、NSTをしてもらえず…

嫌な感じがするとはいえど、様子を見ろと言われた手前、再度ナースコールを呼ぶのは気が引けて

30分ほど様子を見ていました。

その間にも痛みの間隔が狭くなり…

「やっぱり痛い…」

再度ナースコールを呼んで、ようやくNST。

10分感覚で痛みがきているようなグラフ。
素人のわたしがみても分かるレベルでした。

しかし、

「宿直の先生が、お産(帝王切開)に入ってるので今日は内診は無理だと思います〜」

と言われ、絶望。

結局そのまま何の処置もされることなく放置されたも同然のままベッドに横たわっていました。

20分ほどして、宿直していた先生がさっきの看護師さんではなくベテラン助産師さんを連れて走って病室まできてくれました。

「今、話を聞きました。ごめんなさい！

これからすぐ内診をしましょう！」

先生に後光が刺して見えました

結果、既に子宮口は2センチ開いており

「陣痛が起きているので、点滴の量を増やしますが、収まらない場合は大学病院に搬送となります」

もう何度か聞いたこの言葉。

やっぱりあの時、すぐにナースコールを押して別の人にお願いすべきだった。

後悔してももう遅く、

ウテメリンを20Aから40Aへ。

陣痛はおさまりませんでした。

次に、新しく追加でマグセントという薬を入れることになりました。

けれど、これまでの点滴で血管はボロボロになっていて刺しても刺しても血管が破れ内出血

点滴が刺せない！
看護師さんたちも焦る中

10分ほどしてベテラン看護師が召喚。

1発で針をさしてくれました。すげー

マグセントは20A

やっぱり陣痛はおさまりませんでした。

あぁ、陣痛が止まらない…

涙が溢れる中、わたしはストレッチャーに乗せられ着々と搬送の準備がされていきます。

その日は天気も良く風もなかったために

ドクターヘリで搬送となりました🚁

わぁ…なんかテレビドラマみたい。

初めてのヘリがドクターヘリって…。

景色を楽しむ余裕なんかもちろんなく、

ひたすら陣痛がおさまるよう祈っていました。

17① 〜3度目の陣痛・ドクターヘリ〜

17①　〜3度目の陣痛・ドクターヘリ〜