オノマトペ(擬音語、擬態語)・シリーズ、第二弾です。
ディズニーのアニメ映画(1950年制作、日本公開は1953年)の『シンデレラ姫』(公開当時の邦題には「姫」がついている)の場面より「ビビディ・バビディブー」です。
マイ・ブログ「夢はひそかに」でもご紹介しましたが、ディズニー映画の『シンデレラ』実写映画(2015年)の歌唱シーンでも歌われていました。
当時、さっそくカヴァー録音したのが、ペリー・コモとフォンテーン・シスターズです。ご自分のTVショウで歌っています(もう一人登場して歌うのはアイラ・ウッズ)。2コーラス目で4ビートでス
ウィングするところがとても素晴らしいです。
意外にも、この類のノヴェルティソングには手をだしそうにないジョ・スタッフォードが、男性シンガー、ゴードン・マクレエとデュエットしてレコードを出しています。要チェック箇所は、二人とも2コーラス目でヴァースと思われる歌詞を一人づつ歌っているところです。
次は、ジャズ・トランペットのパイオニア、ルイ・アームストロングが前回ご紹介した「ジッパ・ディー・ドゥ・ダー」同様に、ディズニー・ソングスのアルバムでも収録しています。ヒット志向曲への取り組みが貪欲なサッチモさんです。
日本人歌手では少ないカヴァー録音の一人、江利チエミさんです。1952年にSPが発売された時の御年は15歳。これも同様に途中でリズム変わるところがとてもステキです。
これまた有名な曲にしてはカヴァー録音の少ない「ビビディ・バビディ・ブー」。ボクも知らない女性シンガーですが、ジジ・グラントというかたが4ビートでゆったりテンポで歌っていて、しびれました。経歴は分かりませんでしたが、自己流で素晴らしいと思います。
「ジッパ・ディー・ドゥ・ダー」に続くオノマトペシリーズ2弾「ビビディ・バビディ・ブー」も楽しいディズニーアニメの世界の曲でした。
今や世界のエンタメ産業の最高峰企業となったディズニー社は、映像、音楽、著作権の宝庫です。来年末に期限が迫るミッキー・マウスの著作権の存続期間。もちろん再延長の策を練っているとことでしょうね。