リオ五輪も終わり、ちょっとリオロス状態(笑)。ブラジル音楽の締めは「彼女はカリオカ」です。

 

作詞は、ヴェニシウス・ヂ・モラエス、作曲はアントニオ・カルロス・ジョビンという黄金コンビによるナンバーで、カリオカとはリオっ子のことだそうです。


まずは、ボサノヴァのリズムはこの人の体内にあり、とボクは確信しています。

ジョアン・ジルベルトの「彼女はカリオカ」の脱力感がたまりません。これはメキシコで録音した『彼女はカリオカ』と題したアルバムに収録されています。(ジャケットは別モノですが)

 

 

次は作詞した御大、ヴィニシウス・ヂ・モラエスとトッキーニョの古い映像ですが、味わいがたまりません。

 

 

3番目はオスカル・カストロ=ネヴェスが東京のブルーノートで演奏したヴァージョンも魅力的でたまりません。こんなライヴがあったのですね。知ってたら行きたかったなぁ。とりわけテンポが早くて珍しいです。

 


開会式に登場したカエターノ・ヴェローソ。ブラジル音楽の代表アーティストの一人です。この人の個性的歌唱がたまりません。

 

 

最後は1990年デビューのアドリアーナ・カルカニョット(Adriana Calcanhotto)。すでに50歳を超えていますが、透明感のある歌唱がたまりません。

 

 

この曲でボクが一番すきなのは、小野リサのアルバム『ボッサ・カリオカ』に収録されているヴァージョンなのですが、YouTubeを検索しまくっても出てきませんでした。残念。

 

もう15年くらい前のアルバムですが、彼女の代表作だと思いますよ。小野リサこれ1枚、といわれればボクはこのアルバムをお薦めしたいと思います。