前回の「ウィズ・ア・リトル・ウィズ・マイ・フレンド」は、ザ・ビートルズのオリジナルを他のアーティストがカヴァー演奏したものでした。

本日は、逆にザ・ビートルズがカヴァーした中からお馴染みの「Twist And Shout」を選びました。

ザ・ビートルズは実にたくさんのカヴァー録音を行っています。ラリー・ウィリアムズ、ジーン・ヴィンセント、リトル・リチャード、チャック・ベリー、カール・パーキンスなどのロックンロール・ナンバーに加えて、シュレルズ、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、マーヴェレッツなどのグループものもたくさんあります(そのうち、小出しにしますね、笑)

まずは、オリジナルの公式映像です。(冒頭が欠けてますが、ちょっと我慢してください)




彼らがカヴァーした元ネタは、アイズリー・ブラザーズの1962年のヒット・ヴァージョンです。リズム・パターンが少し違いますが、これもお馴染みのナンバー。




ところがアイズリー・ブラザーズもカヴァーだったのです。その前年にフィル・スペクターがプロデュースしたトップ・ノーツのが真のオリジナル。

かれらはフィラデルフィアのR&Bバンドで、発売は1961年。このころ、どうやらフィル・スペクターは、テディ・ベアーズ結成以前だったようで、あまり資料にも登場しませんね。できぶりが不満だったのかもしれません。

大分、ボクたちが聴き馴染んだ「Twist And Shout」とは様子が違いますよね。




この人もライヴでカヴァーしています。ブルース・スプリングスティーン、1988年スイスのライヴだそうですが、この映像に現れているタイム表示が映像の出典を心配させてくれますが、ボスに免じてご容赦!




意表を突く、セリーヌ・ディオンの真っ赤なドレスでのライヴ。会場はメンフィスらしいですが、エキサイティグですね。




歴史的な野外フェスでのフーの演奏シーンがありました。1970年、ワイト島フェスティヴァルでのライヴです。状態があまりよくありませんが、カッコいいですね。




最後は再びザ・ビートルズのマンチェスターのライヴのHD映像です。素晴らしく綺麗なカラーです。

これは1963年11月にマンチェスターでのABCテレビ用ライブ映像で、後に1964年の映画『ポップ・ギア』で使われた映像です。




“色んな人のカヴァー・ヴァージョンがあって、歌は楽しい。

いい曲なのに一人しか歌わないのって、もったいないと思いませんか?”


これがボクのブログのテーマです。引き続きあれこれ検索していきますので、これからもお付き合いください。