今そこにある危機(1994年 アメリカ)

今そこにある危機とは、何たるか、考えさせられる内容。


監督は、フィリップ・ノイス。
出演は、ハリソン・フォード、ウィレム・デフォー、アン・アーチャー、ヨアキム・デ・アルメイダ、ヘンリー・ツェーニーなど。


ストーリー:
大統領の友人がクルーザーの中で一家もろとも殺害される。CIA情報担当副長官ライアン等は、被害者が麻薬カルテルのマネーロンダリング係だったことを突き止めた。大統領は密かにカルテルへの攻撃を補佐官に命令する。その事実を知らずコロンビアに出向いたライアンとFBI長官は攻撃を受け、命からがら逃げる事に。麻薬王の情報係コルテズはボスの地位を乗っ取るため補佐官に取引を持ちかけ、攻撃の中止を約束させる。一方、事実を知ったライアンは見殺しにされようとしている隊員たちを救うために現地に向かうが、全てはライアンのせいだと聞かされている上官クラークが殺害命令を受けて待ち構えていた・・・。
(作品情報より)


アメリカ大統領の親友が子供を含む一家全員が殺害されたことから起こる。この親友が麻薬カルテルのマネーロンダリングに関わっていた事がわかった。大統領はコロンビアの麻薬組織への報復を命令を下す、しかもそれは部下に足して直接ではなくそれとなく匂わす暗黙的に仕向けるやり方だった。そして軍の部隊を秘密裏にコロンビアに送りこみ任務を実行する。このことがきっかけとなり、麻薬組織との報復合戦が始まる・・・・という話である。そして終盤では麻薬組織との手打ちとなるのだが、その条件として送り込んだ部隊を見捨てる決断をする。そのことを知った主人公ライアンは部豚を救い出そうと現地へ向かい、捕虜となった部員たちの救出に成功する。そしてこの一連の騒動に対して責任を問われることになるのだが、大統領の責任への姿勢が描かれているわけですが、組織のトップとしての責任の取り方として考えさせられる結末でした。

ジョナサン-ふたつの顔の男-(2018年 アメリカ)

対照的な人格ながら、12時間で切り替わり、互いに情報を共有することで不自由なく生活できていたはずが、ふとしたことからそのバランスが崩れはじめ、窮地に陥っていく葛藤の行方を描く。


監督は、ビル・オリヴァー。
出演は、アンセル・エルゴート、スーキー・ウォーターハウス、パトリシア・クラークソン、マット・ボマー、ダグラス・ホッジなど。


ストーリー:
規則正しい生活を送るジョナサン。彼にはある秘密があった。彼の心には、内気なジョナサンとは対照的に社交的な性格であるもう一つの人格ジョンが潜んでいた。2人は脳内に埋め込まれたタイマーによって正確に12時間ごとに切り替わるように設定され、昼はジョナサン、夜はジョンが活動するようにしていた。互いに隠し事はせず、毎日ビデオメッセージでその日の出来事を報告し合っていた。その他にも、恋人はつくらないなど、細かなルールを守ることで、多少の不便を感じながらも平穏な生活を送ることができていた。ところがある日、ジョンがエレナという女性と秘かに交際していることが発覚し、少しずつ2人の歯車が狂い始めるのだったが・・・。
(作品情報より)



この作品、発想は面白い話だと思い途中までのストーリー展開をこの先どうなって行くのだろうかと興味持って観ていられましたが、最後まで観ると結末が何か尻しぼみみたいな感じなってよくわからないまま終わってしまいましたね。1人の体の中に二人の人格を持った人物が存在し、それが12時間ごとに朝の7時と夜の7時に二人の人格が入れ替わると言うもので、昼間の12時時間はジョナサンという人物で真面目で内気な性格、夜はジョンという人物で、陽気で社交的な性格。二人は細かなルールを作り、その中で生活をして行くと言う事を決め、最初はお互い何事も無く平穏な生活を送っていた。しかしある時、夜活動するジョンが、ルールを破り、彼女を作り、またジョナサンにも隠していたのが、バレてしまう。ジョンは、彼女との関係を絶つと約束しますが、このことが起こってから二人の関係は悪化してしまいます。ジョナサンは、何とか二人の関係を修復しようと努力をしますが、あろうことにジョンが付き合っていた彼女と交際を始めてしまいます。ジョナサンは、このことをジョンに内緒にしていました。そして二人の歯車がどんどん狂い始めて行きます。終盤では、ジョンが自分の存在を消そうとするのすが、ジョナサンは何とか二人の関係を今まで通りに戻そうと努力します。しかしジョンに彼女と交際していることがバレてしまい、ジョンの怒りは収まりません。そうこうしているうちに二人の間に時間間隔に異変が生じ始めます。そして結末に至るわけですが、これまでジョナサン中心に描かれてきたジョナサン自身がああいうことになってしまい、思いもよらない結末になってしまいましたね。

 

21ブリッジ(2019年 アメリカ)

警官殺しの強盗犯を捕まえるため、マンハッタン島にかかる21の橋を全て封鎖する前代未聞の作戦を決行した切れ者刑事が繰り広げる緊迫の犯人追跡劇、しかしその裏側に潜む闇の姿が浮き彫りになって行く・・・。


監督は、ブライアン・カーク。
出演は、チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、キース・デヴィッド、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズなど。


ストーリー:
ある夜、2人組の強盗犯マイケルとレイがブルックリンの店に押し入ると、そこには話に聞いていた量をはるかに上回るコカインが隠されていた。マイケルが不審に思ったのも束の間、警官隊に突入され、激しい銃撃戦に。結局、何人もの警官が犠牲になり、マイケルとレイは逃走に成功する。やがてニューヨーク市警殺人課のアンドレ・デイビス刑事が現場に到着し、麻薬取締班のフランキー・バーンズ刑事とコンビを組み捜査の指揮にあたる。さっそく21の橋を含むマンハッタン島全域の完全封鎖という大胆な作戦を決行し、犯人追跡に乗り出すアンドレだったが・・・。
(作品情報より)



この作品、タイトル"21ブリッジ"は、マンハッタン島に掛かる全ての橋の数21のことである。ある夜、二人組の強盗により麻薬が盗まれると言う事件が起こり、駆け付けた警官と銃撃戦となり多くの警官が犠牲となった。二人組の強盗犯は辛うじて逃走に成功する。大事件となったこの事件を担当したのが、ニューヨーク市警殺人課のアンドレ・デイビス刑事と麻薬取締班のフランキー・バーンズ刑事、二人はコンビを組み捜査の指揮することなった。デイビス刑事は、早速この犯人逮捕すべく周りの反対を押し切り大胆な手を打った、それがマンハッタン島に掛かる全ての21の橋を完全封鎖するとう大胆な手を決行した。そしてデイビス刑事は、犯人の手掛かりとなる情報を得ながら、犯人の足取りを追跡し、徐々に犯人を追い詰めて行くというものでした、がこの展開は意外な展開へと変わって行くというのがこの作品の面白いところでしたね。最後は犯人逮捕でシャンシャンで終わりという事ではありませんでした。そこにはこの地域の警官の中に潜む根深い問題があると言う事が、この結末に明らかになって行くと言うものでした。


P.S.
この作品の主役を演じたチャドウィック・ボーズマン、どこかで聞いた記憶はあったのですが、改めてこの作品情報を見て、2020年8月に43歳の若さで亡くなったという事でした。
 

トゥームレイダー ファースト・ミッション (2017年 アメリカ)

若き頃のララ・クロフトがトレジャー・ハンターとして目覚め活躍していく姿を描く。


監督は、ローアル・ユートハウグ。
出演は、アリシア・ヴィカンダー、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー、クリスティン・スコット・トーマス、ハナ・ジョン=カーメン、デレク・ジャコビなど。


ストーリー:
ロンドンでごく普通の女子大生として暮らしていたララ・クロフトだったが、謎の死を遂げた資産家で冒険家の父が遺したビデオメッセージを発見し、その遺志を継いでトレジャー・ハンターとなり最初のミッションに挑むことを決意する。それは、日本のどこかにあるという神話上の絶海の孤島に隠された幻の秘宝を封印するというもの。その秘宝には世界を滅ぼす邪悪な力が秘められていて、危険な秘密組織トリニティがその悪用を企んでいるというのだった。こうして一人旅立ったララは、香港でルー・レンという男を見つけ出すと、彼を相棒に幻の秘宝を求めて過酷な大冒険へと繰り出すのだったが・・・。
(作品情報より)




トゥームレイダーシリーズ、第3作目になる今回の作品ですが、これまで主演をアンジェリーナ・ジョリーでしたが、今回はアリシア・ヴィカンダー主演になっていたのが、大きな変化でしたね。主演が変わってしまったことで、作品の作風も変わった印象を受けました。これまでのアンジェリーナ・ジョリー主演の時は、アクションも対人格闘戦のようなアクションが多かった感じでしたが、今回アリシア・ヴィカンダー主演の作品では、対人格闘アクションはあまりなく、どちらかというとトレジャー・ハンターとしての冒険アクションが多かった印象です。そして今回の作品では、主人公ララ・クロフトの年齢も大学生という設定で、今までよりも若い頃を描いた作品になっており、主人公ララが、消息を絶った父親の遺言を継いで、初めてトレジャー・ハンターとして冒険に挑む活躍を描いたものになっている。今回の舞台は日本のどこかにある絶海の孤島で、神話上の"Himiko"という埋葬されたものがあるという。そこには世界を滅ぼすという邪悪な力が秘められている。それを悪用して世界征服を狙う秘密結社トリニティがいると、そして父親の遺言で、トリニティの手に渡らいよう阻止せよという事で、ララは、父親の遺言通りに、トレジャー・ハンターとして最初のミッションに挑むことになって行くという。そして様々な冒険アクションシーンが展開されて行きます。というわけで観ているとやはりこの作品は、"インディー・ジョンズ"に近い作風になっている感じがしました。
 

トゥームレイダー2(2003年 アメリカ)

人類を滅亡に導くという“パンドラの箱”をめぐり、世界を股にかけた、危険な戦いが描かれる。


監督は、ヤン・デ・ボン。
出演は、アンジェリーナ・ジョリー、ジェラルド・バトラー、クリス・バリー、ノア・テイラー、シアラン・ハインズ、ジャイモン・フンスー、ティル・シュヴァイガー、サイモン・ヤム、テレンス・イン、ダニエル・カルタジローンなど。


ストーリー:
ある日、ギリシャのサントリーニ島で発生した大規模な地震の影響で、地中海海底に埋没していた“月の神殿”が2300年ぶりに姿を現わした。トレジャー・ハンター、ララ・クロフトもこの情報を聞きつけて現場に急行。神殿に入った彼女は、アレクサンダー大王像の胸に埋め込まれたメダリオンと鉄の檻に収められた黄金の珠を発見する。だが彼女がそれらを取り出そうとした時、突然現われた一味に襲われてメダリオンと珠を奪取されてしまう。その盗まれた珠には<パンドラの箱>の所在が示されていた。彼らの正体とその陰謀を知ったララは珠の追跡に乗り出すが・・・。
(作品情報より)



今回の作品は、地中海で起こった大地震により海底に沈んでいた“月の神殿”が2300年ぶりに姿を現わしたことから始まる。そこには誰も開けてはならないという人類を滅亡に導くと言う恐るべきパンドラの箱の在りかを示す場所のヒントになる黄金の珠オーブがあった。ララ・クロフトとこのパンドラの箱を使って悪用を企てる生物兵器の専門家ジョナサン・ライス博士らは、この黄金の珠オーブを巡って争奪戦が始まる。ララの片腕として頼りにしたのが元恋人であり、悪党一味にも加わっていた傭兵テリーだった。このテリー役をしていたのがジェラルド・バトラーでした。ジェラルド・バトラー、若いね、そしてやっぱり若いころはかっこいい。そして今回は、前作と違って最後はララを裏切り悪で終わっていましたね。アクションシーンは、次々と出て来る展開で見所たっぷりで今回もハラハラドキドキ楽しめる作品です。