先月も終わりの頃
とても、
とても嬉しい事がありました。
私が創作活動を始めた頃から
ずっと応援して、支えて下さっているヒトがいます。
とても尊敬しているヒトです。
夏のはじめ、
そのヒトが病に倒れ
入院して闘病生活を送っていたのですが
無事、先月末に退院されました。
少し痩せてはいたものの
以前と変わらず、お元気そうなお姿を拝見出来て
なみだが出るほど嬉しかったです。
入院の話を耳にした時、
今までずっと支えて頂いていたにも関わらず、
私には何１つ出来ることが見当たらなくて、途方に暮れてなみだを流してばかりいました。
思いついたことと言えば、
七夕の短冊に、早く良くなるようにとお願い事を書いたり
病気治癒で有名な神社へお詣りに行くこと位。。。
時間を見つけては神社へ足を運び
お詣りする日々を過ごしていました。
始めは重い気持ちで足を運んだものの、
高い木々に囲まれた神社の
気持ちのよい深緑の空間が気に入って
すぐにその場所が好きになりました。
先日は、お礼のお詣りに行きました。
いつ来ても本当に癒される場所です。
ちょっと見上げると、
光をバックにして浮かび上がる
葉っぱのシルエットのキレイなこと！
ひどい虫食いの葉っぱさえ、
シルエットで見てみれば
まるで繊細なレースのようです。
しばらく顔を上げたまま
葉っぱの重なり合うシルエットやこもれびを眺めていました。
夏の扇子や日傘も
こもれびをイメージさせるようなデザインを愛用している程、
そんな光景が大好きです。
それから、フト視線を足元に落とすと
パラパラと
何かがたくさん転がっていることに気付きました。
それは、
まるまる太った青いどんぐり♪
一体、どの木から落ちてきたのか…
見上げたところで、あまりに背が高く
その幹から判別出来なければ
どれがどんぐりの木であるかさえ、分からないのですが
どんぐり達の、あまりに無邪気で可愛らしい姿に
思わず和んでしまいました。
ここに初めて訪れたのは
まだ真夏の日差しの眩しい頃。
それはそれは
重たい気持ちで足を運んでいた日々が
今では、まるでウソのよう(;_;)
気付けば
いつの間にか
足元に「秋」が転がっているようになったのかと思ったら
なみだと一緒に
夏も去っていったんだ。と
安堵が、
深いため息になって出てきました。