ずっと、ずっと
気になっていた場所がありました。
いつか途中下車して、
立ち寄ってみたいと思っていました
山手通り沿いに不意に現れる、
うっそうとした深い緑の森。
代々木八幡。
それはそれは背の高い木々に囲まれた
まるで深緑のドームの中にあるような神社です。
あんなに背の高い木々を
見上げたのは久しぶりでした！
日傘を差して歩く日々。
当然、空を仰ぐことなどある訳もなく、
ストレッチでもするかのように、
しばらく顔を空に向けていました。
その見上げた空からは、
耳の奥が痛くなる程に
蝉の声が降り注ぎ、
ジリジリと肌を焼く日差しは、
幾重にも重なる
この深緑のフィルターを通し
こもれびとなって
柔らかく足元に注がれます
まるかったり、ギザギザだったり
葉っぱの種類の分だけ、
色んな形の光と影が見られます。
そして、光は時々
スポットライトの様に降りてきて
自然に芽吹いてきたであろう
頼りなく、こんなにも小さな木の姿を
神々しく見せたりもするのです。
こんな場所に佇んでいると
例え、無宗教でも
祈ってみたくなるのでしょうか。
気まぐれで、
何とも身勝手な信仰心。
お参りを済ませた後、
可愛らしいお土産を購入しました。
金魚のお守り
代々木八幡は金魚と縁があるそうで、
金魚は綺麗なお水の中で生息していることから、
心や身体の滞りや悪いものを
きれいに流して、清らかにしてくれる…との言われがあるそうです。
金魚モチーフが大好きな私にとっては
嬉しい偶然でした♪
そして、鳥居をくぐる前と後とでは
自分が随分とリラックスしている事に気付きました。
どうやら相性の良い神社のようです。
だから、ずっと気になっていたのかも知れません。
また来ようと思います。